アイラインアートメイクは、アイラインがうまく描けない、滲んだり落ちたりしていないか不安になるなどの悩みを抱えている方にはおすすめの施術です。
実際、アイラインアートメイクはどのような施術なのか、痛みやダウンタイム、失敗しないためのポイントなどを解説していきます。アイラインアートメイクを迷っている方の参考にしていただければと思います。ぜひ最後までご覧ください。
アイラインアートメイクとは?
アイラインアートメイクとは?
上まぶたの目のキワにまつ毛とまつ毛の間を埋めるように色素を入れる美容施術です。メイクをしなくても、目元をはっきりさせることができ、汗や水で顔が濡れてしまったとしても、目元が黒くにじむ「パンダ目」になる心配もありません。
デザイン
アイラインアートメイクにどのようなデザインがあるのかを紹介していきます。
上まぶた
上まぶたのまつ毛とまつ毛の間を埋めるようにアイラインを引いていきます。上まぶた部分のみなので、メイクオフした状態でも自然な仕上がりでありながら、目を大きく見せることができます。
上まぶた+テール
上記の施術に加えて、目尻にもアイラインを引いていきます。テールを足すことで、縦だけではなく、横幅も大きく見せることができます。
アイラインを引くのが苦手な方や、目尻は滲みやすいという方におすすめのデザインです。
おすすめの人
アイラインアートメイクは下記のような方におすすめです。
メイク時間を短縮したい
アイラインアートメイクをすると、アイラインが常に引いてある状態になるので、メイクの際にアイラインを引く時間を省くことができます。忙しい朝に少しでも余裕ができ、他のことに時間を使えるようになるでしょう。
アイラインを描くのが苦手
毎日メイクをする際に、アイラインで苦戦している方は、アートメイクをすることでアイラインを描く必要がなくなったり、少し書き足す程度で済むようになったり、アイラインのストレスから解放されるでしょう。
アイラインが落ちやすい
骨格的にアイラインが滲みやすい、汗をかきやすいのですぐにアイラインが落ちてしまう方は、外出中や仕事中にアイラインが崩れていないか気になってしまうことが多いでしょう。アイラインアートメイクを行うことでクレンジングや濡れても落ちなくなるので、滲んでいないか、落ちてしまっていないかを気にすることがなくなります。
目を大きく見せたい
アイラインアートメイクをして、目を囲うようにアイラインが入ることで目が大きく見えるようになります。目が小さくて気になる方は、アイラインアートメイクをすることで、メイクオフしても目を大きく見せられるので、おすすめです。
また、アイラインアートメイクを入れることで、目元がはっきりするので、顔の印象も変わるでしょう。
メイクを気にせず、スポーツを楽しみたい
スポーツをするときは、汗はつきものです。外に出るときは、メイクをして出たいという気持ちもあると思います。メイクをしてスポーツをすると、どうしてもアイラインに限らず崩れていないか気になってしまう方も多いでしょう。アートメイクは、汗でも落ちず、滲むこともありませんので、メイクを気にせず、ストレスなく思いっきりスポーツを楽しめるようになります。
失敗しないためのポイント
せっかくアイラインアートメイクをするのだから、失敗は避けたいはずです。施術後に後悔しないためには、どのような点に注意が必要か解説していきます。
長すぎ、太すぎはNG
アートメイクをすれば、アイラインはもう必要ないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、メイクした際の状態をベースとしてしまうと、メイクオフした際に不自然になってしまう可能性もあります。メイクオフの状態でもナチュラルな仕上がりを意識しましょう。
また、アートメイクは2~3年程度効果が持続します。施術した際は気に入っていても、流行が変わってしまったり、ご自身の好みや似合う形が変わったりすることもあるでしょう。特にテールのデザインは加齢に伴い崩れやすいです。年齢を重ねるとどうしても皮膚が下がってきてしまうので、デザインが美しく見えなくなってしまいます。数年先も後悔せず、やって良かったと思えるデザインを選択しましょう。
メンテナンスが必要
アートメイクは1~3年効果が持続するとお伝えしましたが、施術後の濃さ・長さがずっと続くとは限りません。アートメイクは肌のターンオーバーの影響を受ける表皮に色素を入れていきます。そのため、色が落ちることもありますし、長さが少し短く見えてしまうこともあります。
きれいな形を維持するためには、1~3年に1度メンテナンスが必要です。施術をするクリニックによっては、通常価格とは別に、メンテナンス価格を設定しているところもあるので、そのあたりも含めてクリニックを選んでみても良いかもしれません。
リスクがある
アイラインアートメイクには、インラインという粘膜部分に色素を入れる施術もあります。しかし、インラインへのアートメイクはリスクが伴うこともあるので、おすすめはしておりません。
目の粘膜の中には「マイボーム腺」と呼ばれる油分を分泌する器官があります。油分の分泌を行うことにより、涙の蒸発を防ぎ、目が乾かないようにしています。アートメイクで色素を入れると、「マイボーム腺」が壊れてしまう危険性があります。
また、施術中に目を損傷したり、ドライアイになったりする可能性もあるので、インラインへの施術は避けた方が良いでしょう。
施術ができない人
下記の方は、施術を受けられない可能性があります。施術時の目の状態にもよるので、下記に当てはまる方は、予約時にクリニックへ相談してみてください。
目元の施術をしたばかりの方
まぶたの整形やまつ毛エクステ、まつ毛パーマなどの施術をして、皮膚の状態が落ち着いていない方は、施術を受けられない場合があります。
まぶたの整形をした方は、目の状態によってはアートメイクができない可能性もあるので、充分に期間を空けて施術するようにしましょう。
また、まつ毛エクステは事前にオフをし、まつ毛パーマはアートメイクをする1週間前までに済ませておくようにしましょう。
花粉症の方
花粉症の方は、できるだけ花粉シーズンを避けてアートメイクをすることをおすすめします。アートメイクの施術後に目をこすらないようお伝えしており、花粉シーズンはどうしても無意識に目をこすってしまう可能性があるので、なるべく避けてアートメイクをしていただいた方が良いでしょう。
目の疾患をお持ちの方
目の疾患をお持ちの方は、事前にクリニックへ伝えるようにしましょう。もし、処方されている点眼液や内服薬がありましたら、そちらもクリニックへ伝えましょう。アートメイクの施術後3日間は点眼できませんので、不安な場合は、かかりつけ医へ問題がないかを確認しておくと良いでしょう。また、目の症状にもよるところもあるので、施術前にカウンセリングを行い、施術可能かクリニックにて確認することをおすすめします。
カウンセリングは無料で行っているクリニックもあるので、クリニックを選ぶ際にチェックしてみてください。
施術後の流れ
アイラインアートメイクをした後のダウンタイムや痛み、いつからメイクができるのか、気になる施術後の流れを解説していきます。
施術後の注意点
アイラインアートメイク後、個人差はありますが、2日程度、泣いた後のように目元に腫れが生じる場合もあります。
また、施術後はカサブタができ、1週間程度で剥がれていきます。目をこすったり、カサブタを無理に剥がしたりしてしまうと、定着に影響が出てしまいますので、触らず、清潔に保つようにしましょう。
1週間程度は、目元のメイク、汗をかくほどの運動・入浴、コンタクトレンズの装用は控え、施術箇所を濡らさないようにしましょう。
目に疾患をお持ちで、点眼液を処方されている方は、施術後3日間は点眼は控えてください。
まとめ
ここまでアイラインアートメイクの施術に関してや失敗しないためのポイントを解説してきました。
「目元」は顔の印象を左右する1つの要因です。顔の印象を変えたい、目元をぱっちりさせたいとお考えの方は1度アイラインアートメイクを検討してみてはいかがでしょうか。
アートメイクを行っているクリニックは多数あり、正直どのクリニックが良いのかわからないと思っている方も多くいると思います。ほとんどのクリニックはホームページやSNSに症例を掲載しているので、理想の形を見つけてみてください。指名ができるクリニックもありますので、どのアーティストが施術しているのかも併せて、チェックしてみると良いかもしれません。
アイラインアートメイクは、メイクの時間を短縮できて、理想のアイラインも実現できます。アイラインアートメイクで余裕のある時間と自信を手に入れましょう。