リップアートメイクを検討しているが、しっかり定着するのか、すぐに色が落ちてしまわないか気になっている人も少なくないと思います。
「すぐに落ちた」や「定着しない」と聞いたことがあるけど、実際はどうなのだろうと心配な方に、今回は、リップアートメイクは本当に定着しないのか、施術からどれくらい持続するのかなどを解説していきます。
リップアートメイクが定着するまで
リップアートメイクは、一般的にダウンタイムは1週間程度と言われています。
この期間中にいくつかの段階を経て、色素は徐々に定着していきます。
施術後の一般的な経過
施術直後から数日間
施術直後は、インクの色味が濃く見えることがあります。
軽いヒリヒリ感や痒み、腫れを感じる場合もあります。
施術3日から4日後
腫れや痛みが徐々に引いていき、唇の薄い皮が剥け始めます。
この時期には、皮が剥けた部分と向けていない部分で唇がまだら模様に見えることもありますが、気になったとしても無理に剥がさないようにしましょう。
施術7日後
腫れや痛み、皮むけなどが落ち着き始め、ダウンタイムが完了する場合が多いです。
施術10日後
施術直後の濃い色が落ち着き、思い通りの色に近づきます。
唇の色が少し薄くなる場合がありますが、これは色素が皮膚に馴染む過程で生じるものです。
施術20日後
施術から20日ほどで、自然な色に落ち着き、カウンセリングで決めた色に近くなるでしょう。
完全に定着するまで
リップアートメイクは、1度の施術で色素が完全に定着しづらい施術です。
アートメイクは、皮膚の表面から0.04~0.2㎜程度の浅い部分へ色素を入れる施術であり、肌のターンオーバーの影響を受けます。
そのため、色素を入れたとしても、徐々に薄くなっていきます。
特に唇は、皮膚が薄く、日常的に摩擦や接触があるため、色素が比較的早く退色しやすいです。
一般的に初めてリップアートメイクを受けた際の定着率は、30~50%程度と言われています。
これは、身体の仕組みとして、初めて体に入ってくるものは異物と捉え、排出しようとする働きや、肌のターンオーバーの影響によるためです。
また、アートメイクの持続期間は、1~3年とされており、理想的な仕上がりの実現や色味の持続には、2回以上施術が必要になります。
2回目の施術は、定着率によって異なりますが、1回目から1ヶ月半~3ヶ月程度の間隔を空けて行うことをおすすめしています。
3回目以降のメンテナンスは持続期間とされている1~3年に1度のペースで、行うと理想の仕上がりを維持できるでしょう。
リップアートメイクが定着しない理由
リップアートメイクが定着しづらいことには、いくつかの理由があります。
唇の皮膚の特性
唇の皮膚は、他の部位と比べると薄く、施術で色素を入れる層がどうしても浅くなりやすいです。
そのため、肌のターンオーバーによって、色が落ちる可能性も高く、定着しづらいのです。
不適切なアフターケア
施術後数日間は色素の定着には、重要な期間ですが、この期間内に唇をこすったり、乾燥させたりすると、色が抜けやすくなります。
日常生活の影響
唇の皮膚はデリケートで、紫外線や乾燥、強い摩擦によって色素が早く落ちてしまうことがあります。
また、会話や飲食などでも摩擦や接触があり、物理的な刺激を受け、色が落ちやすく、定着しづらいです。
個人の体質
乾燥肌や脂性肌、代謝が良い人は、色が落ちやすい傾向があります。
女性の場合、生理前後は、ホルモンの変動が大きく、定着に影響を与える可能性もあります。
施術時の唇の状態
施術時に唇が乾燥していたり、荒れたりしている状態では、インクが均等に入りにくく、定着の際に色ムラが生じる場合があります。
定着を良くするためのポイント
定着を少しでも良くするために、施術前後に気を付けるべきことを紹介します。
施術前
- 保湿の徹底
- スクラブを行い古い角質を落としておく
- ヒアルロン酸注入やホクロ、シミの除去は済ませておく
- ヘルペスができないように注意する
施術後
- 処方された軟膏を忘れず塗る
- 刺激を避ける
- 刺激物は食べない
- カサブタを無理に剥がさない
- ダウンタイム後も乾燥させない
きれいな定着を長く保つために
リップアートメイクを少しでも長く仕上がりを保つために気を付けることを紹介します
定期的な保湿
ダウンタイム中に引き続き、唇の乾燥は、色素が薄くなる原因の1つです。
日常的にリップクリームや保湿バームを使用して唇の潤いを保ちましょう。
ただし、リップクリームの使用頻度が多すぎても定着に影響が出る可能性があるので、適切な頻度(目安:1日3~5回)で使用しましょう。
刺激はなるべく避ける
唇をこする、舐める、噛むなどや、リップスクラブを頻繁に使用するなどの行為は、色素が落ちてしまうので、唇の刺激となることは避けましょう。
辛い食べ物や酸味の強い食べ物も、唇へ刺激を与える可能性があるので、食べる際は注意しましょう。
紫外線対策
紫外線は色素を分解し、色持ちを悪くしたり、変色させたりする可能性があります。
外出時にはUVカット効果のあるリップバームを使用し、紫外線から唇を守りましょう
定期的なメンテナンス
日常生活で気を付けていたとしても、肌はターンオーバーによって、皮膚は新しく生まれ変わるため、アートメイクは時間と共に徐々に薄くなっていきます。
効果を持続させるためには、1~3年を目安に定期的メンテナンスを行うことをおすすめします。
定着例
リップアートメイクの定着例を紹介します。
20代女性
30代女性
40代女性
50代女性
20代男性
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