リップのアートメイクは美容のプロが施すメイクの技術です。
あなたは「唇の血色が悪いから、顔色が暗く見えて困っている」「唇の色素沈着が気になる」「唇の輪郭をきれいに見せたい」「食事をしたり、マスクをしたりすると、口紅が取れるのが気になる」と思っていませんか。
リップのアートメイクを施すと、あなたの悩みが解決できて、美しい唇に自信が持てるでしょう。本記事では、アートメイクの施術の流れやお手入れなどについて解説します。ぜひ最後までご覧ください。
リップアートメイクとは?
リップアートメイクにはダウンタイムがあると聞いた、タトゥーとどのように違うのか、不安に思っているのではないでしょうか。以下の内容について、それぞれ解説します。
- リップアートメイクの特徴
- アートメイクとタトゥーの違い
- リップアートメイクのダウンタイム
- リップアートメイクのメリット
- リップアートメイクのデメリット
リップアートメイクの特徴
リップアートメイクは唇に色素を入れる施術です。ノーメイクでも常に美しい唇が保てるため、メイクの時間が短縮できます。また、食事の際に口紅が落ちたり、食器に色がつく心配もありません。さらに、水に濡れても色落ちしないため、海やプールに行ってもメイクの崩れを気にせずに楽しめます。
リップアートメイクの色は、あなたの希望に応じてカスタマイズが可能です。しっかりと色を入れたい、ノーメイクでも浮かない色にしたいなど、施術者と相談しながらあなたの合う色が決められます。
リップアートメイクは、個人差がありますが2年から3年ほど持続し、その後は徐々に色が薄くなります。2年から3年の間、毎日手間なくお気に入りの色が継続できるのは、大きなメリットといえるでしょう。
アートメイクとタトゥーの違い
アートメイクとタトゥーはいずれも皮膚に色素を入れる施術ですが、いくつか異なる点があります。
アートメイクは唇の表皮に色素を入れる施術です。皮膚の表面から深さ0.04〜0.2mm程度の浅い位置に色素を入れるため、肌のターンオーバーで徐々に色が薄くなります。
2年から3年ほど持続し、その後は自然に色が薄くなるため、施術のたびに色やデザインを変えることが可能です。
タトゥーは表皮の下の真皮層に色素を入れるため、肌のターンオーバーでは色が落ちずに一生残ります。時間の経過とともにタトゥーの色が変化する可能性はありますが、アートメイクのように自然に薄くなったり、消えたりすることはありません。消す場合はレーザー治療が必要です。
リップアートメイクのダウンタイム
リップアートメイクのダウンタイムは、1週間が目安です。ダウンタイムとは、肌の回復期間を指しています。リップアートメイクのダウンタイムでは唇の腫れや皮むけ、かさぶたが発生しますが、整形手術よりも症状が軽いため、早く治ると言われています。
クリニックの指示に従い、ダウンタイムに適切なケアを行えば、美しい仕上がりが期待できるでしょう。
リップアートメイクのメリット
リップアートメイクのメリットは以下のとおりです。それぞれ解説します。
- メイクをしなくても顔色が良く見える
- 唇の色が数年間持続する
- 食事やマスクをしても口紅が取れない
- 食器に口紅がつかない
- プロのメイクがキープできる
- 医療機関で施術するため安全性が高い
メイクをしなくても顔色が良く見える
リップアートメイクは、メイクをしなくても顔色が良くきれいに見えるのがもっとも大きなメリットです。寝起きの状態でも美しい唇が保てるため、メイク時間の時短につながります。
唇の色が数年間持続する
唇の色が数年間維持できるのもリップアートメイクのメリットです。一般的に1年から3年ほど持続し、その後は徐々に色が薄くなります。食事などですぐに取れてしまう口紅と比較すると、きれいな色が数年持続するアートメイクは便利で魅力的といえるでしょう。
食事やマスクをしても口紅が取れない
食事中に口紅が落ちて顔色が悪く見えたり、マスクの内側に口紅がついたりするのが気になりませんか。リップアートメイクなら、食事中に色が落ちたり、マスクに口紅がつく心配がなく、きれいな状態が長く保てます。
食器に口紅がつかない
カフェに行ったり、食事したりする時に、カップやグラスに口紅がついて気になるという方もいらっしゃるでしょう。口紅がついた食器は見た目が良くないうえに、食洗器では落ちにくいため、お店に迷惑をかけてしまいます。アートメイクは皮膚の中に色素が入っているため、カップやグラスに色が移る心配がありません。
プロのメイクがキープできる
骨格や黄金比を考慮して美容のプロが施術するため、あなたの顔に合ったリップアートメイクに仕上がります。プロのメイクが長く保てることにより、いつでも自信を持って過ごせるでしょう。
口角を少し上げたデザインに仕上げるのも可能な場合があります。口角が上がると見た目の印象が良くなるためおすすめです。施術者に相談しましょう。
医療機関で施術するため安全性が高い
アートメイクは医療行為のため、クリニックに医師や看護師が常駐しています。施術の針や色素は医療用の厳しい基準を満たしているため、感染症のリスクや施術後のトラブルを最小限に抑えられます。
また、万が一、炎症やアレルギー反応などのトラブルが発生しても、医師や看護師が迅速に対応するため安心できるでしょう。
リップアートメイクのデメリット
リップアートメイクのデメリットは以下のとおりです。それぞれ解説します。
- 施術中に痛みがある
- ダウンタイムが1週間ほど続く
- 1~3年で色が薄くなる
- 眉毛などと比較して施術中に痛みを感じやすい
- 色が定着しにくいため、2回以上の施術が必要になる
- 修正や色抜きが難しい
施術中に痛みがある
リップアートメイクは針で皮膚に色素を入れるため、施術中に痛みを感じます。施術中は麻酔クリームを使用しますが、痛みを完全になくすことは難しく、針を刺したり、引っかいたりしたような痛みを多少感じると言われています。痛みの感じ方には個人差があるため、心配な場合はクリニックに確認しましょう。
ダウンタイムが1週間ほど続く
リップアートメイクのダウンタイムは1週間ほど続き、唇の腫れや皮むけ、かさぶたなどが発生します。
唇は人目につきやすいため、仕事中などに気になるかもしれません。ワセリンを使って皮むけを防いだり、マスクで唇を隠すとよいでしょう。マスクを使うと、外部からの刺激や乾燥から唇を守れるためおすすめです。
また、唇にできるだけ刺激を与えないよう、食べ物や飲み物が当たらないようにするのも大切です。飲み物を飲む際はストローを使うと、唇への接触を最小限に抑えられます。
2~3年で色が薄くなる
リップアートメイクはタトゥーとは異なり、肌のターンオーバーによって2年から3年で色が薄くなっていきます。唇の色が気に入ったため、このまま一生残したいと思っても難しいでしょう。同じ色をキープしたい場合は、定期的なメンテナンスが必要です。
また、肌のターンオーバーは個人差があるため、代謝が活発な人は色が早く薄くなる可能性があります。
眉毛などと比較して施術中に痛みを感じやすい
唇は皮膚が非常に薄く、角質層がほとんどないため、眉毛などのアートメイクよりも痛みを強く感じると言われています。施術中は麻酔クリームを使用しますが、痛みが我慢できない場合は麻酔を追加してもらえるかもしれません。施術者に相談しましょう。
色が定着しにくいため、2回以上の施術が必要になる
アートメイクは色が定着しにくいため、2回以上の施術が必要です。そのため、施術にかかる時間とコストが発生します。施術のたびにダウンタイムがあると思うと、憂鬱になる方もいらっしゃるかもしれません。
アートメイクは色の定着を考慮して、色素を濃いめにして皮膚に入れています。施術後は色が濃く、理想の色とは異なると感じるかもしれません。しかし、1週間から2週間ほど経つと色が薄くなり、落ち着いてきます。
修正や色抜きが難しい
アートメイクは一度施術すると、色抜きや修正は簡単に行えません。範囲を広げる場合はアートメイクを描き足します。また、色を薄くしたり、範囲を狭くする場合は、レーザーや除去液を使用します。
アートメイクの修正や色抜きは肌に負担がかかるうえ、場合によってはきれいに消せないかもしれません。修正や色抜きが発生しないよう、カウンセリングを丁寧に行い、納得してから施術に進めるとよいでしょう。
リップアートメイクを施術する一般的な流れ
リップアートメイクを施術する一般的な流れは以下のとおりです。それぞれ解説します。
- カウンセリング
- 施術
- アフターカウンセリング
カウンセリング
カウンセリングでは色やデザイン、仕上がりのイメージなどについて施術者と話し合います。施術の流れやリスク、ダウンタイムなどについても説明があります。気になることを事前にまとめておき、カウンセリングで確認するとよいでしょう。顔の色や唇の色を見ながら色素を決定し、納得できれば施術に進みます。
施術
施術前に麻酔クリームを塗布し、唇に色素を入れていきます。麻酔をしても、針で引っかくような軽い痛みを感じる方が多いようです。所要時間は150分程度が目安です。痛みに耐えられないと思ったら、施術者に伝えましょう。
アフターカウンセリング
施術が終了したら、アートメイクが期待どおりに仕上がっているかを確認します。また、ダウンタイム中のケアの方法や注意点などについて説明があるため、不明点などがあれば確認しましょう。
リップアートメイクの施術後
リップアートメイクを施術した後は、個人差がありますが、ダウンタイム中に以下の症状が現れます。それぞれ説明します。
- リップの色が濃く、多少の腫れがある
- 施術3日~4日後は唇の皮がむける
- 施術7日後にダウンタイムが終わる
- 施術10日後から色が少し薄くなる
- 施術20日後から自然な色になる
リップの色が濃く、多少の腫れがある
リップアートメイクを施術した日は、カウンセリングで決めた色よりも濃いため驚くでしょう。アートメイクは色が定着しにくいため、施術者が濃いめに色を入れています。思ったよりも濃くて派手だと感じますが、1週間から2週間ほどほど経つと落ち着くため、問題ありません。
また、施術後は唇がヒリヒリしたり、腫れたりします。丁寧に保湿しつつ、できるだけさわらないようにしましょう。飲み物を飲むときはストローを使うと安心です。
施術3日~4日後は唇の皮がむける
施術後、3日から4日経つと腫れが引いてきますが、唇の皮がむけてきます。気になりますが、皮を無理にむかずに保湿し、自然にはがれるまで待ちましょう。唇の皮を無理にはがすと、色素も一緒にはがれる可能性があり、色ムラの原因になります。
また、唇の皮をはがした部分から細菌が入り込み、感染症を引き起こす可能性があります。
また、同時期にヘルペスのような水泡ができるかもしれません。保湿を続ければ徐々に落ち着く場合が多いと言われていますが、気になる場合はクリニックに確認しましょう。また、唇の色がまだらになる場合もありますが、数日経てば落ち着きます。
施術7日後にダウンタイムが終わる
施術7日後にダウンタイムが完了する場合が多いです。また、唇の皮むけがなくなり、表面がきれいになります。ダウンタイムが終わっても保湿を続けると、きれいな唇が保てます。
施術10日後から色が少し薄くなる
施術から10日ほど経つと、唇の色が少し薄くなる場合があります。これはアートメイクの色素が皮膚になじむ過程で生じるものです。施術直後の濃い色が落ち着き、思いどおりの色合いに近づきます。
施術20日後から自然な色になる
施術から20日ほど経つと自然な色に落ち着き、カウンセリングで決めた色に近くなるでしょう。ノーメイクなのにお気に入りの色が常にキープできるため、メイク時間が短縮でき、毎日が楽しく感じられます。
今回の施術が1回目の場合、期間をあけて2回目の施術をします。2回目は1回目よりも色素が入るため、もっと美しい唇が期待できるでしょう。
リップアートメイク施術後に注意すること
リップアートメイクでは、施術後のケアが仕上がりに大きく影響します。リップアートメイクを施術した後に注意するべきポイントを以下のとおり解説します。
- 腫れや皮むけがあってもできるだけ触らない
- ダウンタイム中は唇をこすらない
- 施術箇所をワセリンで保湿する
- 施術箇所が紫外線に当たらないようにする
腫れや皮むけがあってもできるだけ触らない
リップアートメイクを施術した後は唇が腫れたり、皮がむけたりします。唇の腫れは個人差がありますが、ヒアルロン酸を入れたような腫れで、唇のシワがなくなり、ふっくらした印象になると言われています。
唇の腫れや皮むけは目立つため気になりますが、保湿をしつつ、できるだけさわらないようにしましょう。マスクで隠すのもおすすめです。
ダウンタイム中は唇をこすらない
ダウンタイム中は唇が非常にデリケートな状態です。唇をこすると色素がムラになったり、炎症が起きたりする可能性があります。
施術後の数日間は唇の皮がむけて目立つため、こすりたくなりますが、保湿をして皮が目立たないようにするとよいでしょう。皮がむけて見た目が気になる場合は、唇に当たらないマスクを使用するのがおすすめです。
施術箇所をワセリンで保湿する
施術箇所は乾燥するため、ワセリンで保湿しましょう。施術後にクリニックで渡されることが多いです。
ワセリンは保護膜を形成するため、外部の刺激から唇を守ります。乾燥しないように、こまめに塗りなおすとよいでしょう。
また、ワセリンで乾燥を防ぐとかゆみも減らせます。施術後、かさぶたができるタイミングでかゆみが発生する恐れがあります。ワセリンをこまめに塗ると皮膚が保護されるため、かさぶたとかゆみが抑えられるでしょう。
施術箇所が紫外線に当たらないようにする
紫外線はリップアートメイクの色素に悪影響を与える可能性があります。施術後、色素が安定するまでは特に注意が必要です。
紫外線によって色素が変色したり、十分に定着しなかったりするリスクがあります。外出する際は、唇を紫外線から守るために、日傘や帽子を活用しましょう。
リップアートメイク4種類
リップアートメイクには、以下の4種類があります。それぞれ説明します。
- フルリップ
- リップライン
- グラデーションリップ
- シャドウリップ
フルリップ
フルリップは唇全体に色素を入れる施術で、もっとも多く行われている方法です。口紅を使わずに血色を良くしたい場合や、唇の色素沈着が気になる場合におすすめです。
リップライン
リップラインは唇の輪郭のみに色素を入れる施術です。輪郭の色をきれいに整えたい場合におすすめです。唇の輪郭に色素を入れると縁取りをしたように見えるため、口紅で仕上げをするとよいでしょう。口紅を塗るのが面倒だと思う場合は、フルリップの施術をおすすめします。
グラデーションリップ
グラデーションリップはリップラインに色素を入れつつ、外側から内側にかけて唇の色が薄く見えるように見せる施術です。唇をぷっくりと立体的に見せたい場合におすすめです。
唇を立体的に見せることで、かわいい雰囲気も出せるでしょう。
シャドウリップ
シャドウリップは唇の外側から内側にむけて唇の色が濃く見えるように見せる施術です。唇の輪郭を薄くしたり、柔らかい雰囲気に見せたい場合に最適です。
肌トーンに合ったカラー選び
リップアートメイクのカラーを選ぶ際は、あなたの肌トーンに合った色を選ぶのが大切です。肌は黄みがかったイエローベースと、青みがかったブルーベースの2種類に分けられます。
それぞれの肌トーンに合った色を選べば、顔全体のバランスが良くなり、自然で美しい仕上がりが期待できるでしょう。イエローベースとブルーベースで、それぞれどのような色が似合うのか解説します。
イエローベースの肌
イエローベースの肌は黄みがかった色味が特徴です、暖かみのある色がよく映えるため、以下のカラーがリップアートメイクに適しているでしょう。
- コーラル系
- ベージュ系
- ブラウン系
コーラル系はイエローベースの肌を健康的で明るく見せる効果があります。ナチュラルな仕上がりを求める方にもおすすめです。普段使いにも適しているため、リップアートメイクに合うカラーの1つといえるでしょう。
ベージュ系はイエローベースの肌に溶け込み、ナチュラルで落ち着いた印象を与えます。オフィスシーンでも使え、自然な美しさを引き立てます。
ブラウン系もイエローベースの肌に合わせやすく、上品で洗練されたイメージを持つ色です。大人の女性らしさを引き出したいときにおすすめのカラーです。
ブルーベースの肌
ブルーベースの肌は青みがかったクールなトーンが特徴です。以下のカラーがリップアートメイクに適しているでしょう。
- ローズ系
- パープル系
- レッド系
ローズ系はブルーベースの肌によく合い、上品でエレガントな印象を与えます。青みがかったローズ系は顔全体を引き締め、ブルーベースの肌を美しく見せる定番カラーです。
パープル系は透明感のある肌を引き立て、クールで洗練された印象を持つ色です。ピンクやローズほど甘くならないのも魅力といえるでしょう。
レッド系もブルーベースの肌に合う色の1つです。青みのあるレッドは華やかさがあるため、存在感を出したい場合におすすめです。
リップアートメイクに合う美しい唇の形
リップアートメイクで理想的なバランスを保つためには、美しい唇の形も重要です。唇の黄金比やバランスを知れば、リップアートメイクがさらに美しく映えるでしょう。
美しい唇の形を毎日自分で整えるのは難しいかもしれません。しかし、美容のプロにリップアートメイクを施術してもらえば、あなたに合った美しい唇の形が実現できます。
美しい唇の形について、それぞれ解説します。
- 上下の唇の比率
- 上唇の山
- 口角の上がり具合
上下の唇の比率
上の唇と下の唇の割合は1:1.6が理想で、黄金比と言われています。顔とのバランスを見ながら唇の黄金比を保つと、自然な美しさを与えます。
上唇の山
上唇の中心部分「キューピッドの弓」は唇の美しさを表す重要な要素です。キューピッドの弓がきれいに描かれていると唇が立体的に見え、エレガントで魅力的な印象を与えます。リップアートメイクで上唇の山を美しく強調すれば、より洗練された口元が実現できるでしょう。
唇の幅と顔のバランス
唇の幅と顔のバランスを取るのも大切です。理想的な唇の幅は、両目の外側のラインとほぼ一致するか、それより少し広めがよいとされています。唇の幅と顔全体のバランスを見ながらデザインすると、より美しい口元が実現できるでしょう。
口角の上がり具合
口角が少し上がっていると、親しみやすく若々しい印象を与えます。リップアートメイクでも口角を少し上げたデザインにできる場合があります。カウンセリングの際に相談しましょう。
クリニックの選び方
初めてリップアートメイクをする際は、どのようなクリニックを選んだらよいのか迷うのではないでしょうか。リップアートメイクを安心して受けるために、クリニック選びの際に確認するポイントを以下のとおり解説します。
- 医師や看護師が常駐している
- FDA認可済みの色素を使用している
- カウンセリングやアフターサポートが丁寧
- 口コミが良い
- 施術者の技術が高い
- 症例数が多い
医師や看護師が常駐している
リップアートメイクは医療行為のため、医師や看護師が常駐しているクリニックを選択しましょう。安全性が高く、感染症のリスクも抑えられます。
また、医療従事者が常駐しているため、万が一の場合も迅速で適切な対応が可能です。医療機関でのアートメイクなら、安心して受けられるでしょう。
FDA認可済みの色素を使用している
アートメイクをすると、MRII検査が受けられないと聞いたことはないでしょうか。FDA(アメリカ食品医薬品局)やKTR(韓国化学融合試験研究所)が認可した、金属含有量がかなり少ない色素を選べば、MRI検査が問題なく行えると言われています。安全な色素を使用するクリニックを選べば問題ありません。
また、FDAやKTRが認可した色素は厳しい検査をクリアしているため、アレルギーや副作用のリスクが低いとされています。FDAやKTRが認可した色素を使用しており、安全性が高いクリニックで施術をしましょう。
カウンセリングやアフターサポートが丁寧
カウンセリングやアフターサポートが丁寧なクリニックを選択しましょう。リップアートメイクの仕上がりや施術中の痛み、ダウンタイムの過ごし方など、メリットだけではなくデメリットも丁寧に説明できるクリニックがおすすめです。
多くのクリニックは無料でカウンセリングが受けられます。複数のクリニックで相談、比較し、あなたに合っていると思う所を選ぶとよいでしょう。
口コミが良い
口コミはクリニックを選ぶ際に重要な参考材料となります。実際に施術を受けた人の口コミを確認すれば、クリニックの評判や施術の満足度が把握できるでしょう。SNSでの口コミや知人の紹介でクリニックを見つけるのもおすすめです。
施術者の技術が高い
施術者の技術が高いクリニックを選択しましょう。リップアートメイクの仕上がりは、施術者の技術で大きく異なります。高度な知識を持ったクリニックや施術者を選べば、理想的な仕上がりが期待できるでしょう。施術者の技術力は、過去の症例写真や実績などで確認できます。
また、施術者が技術的に優れていることを表す資格や認定を持っているかも確認するとよいでしょう。
症例数が多い
リップアートメイクの症例数が多いクリニックは、信頼性が高いといえます。症例数が多ければ、さまざまなパターンに対応できるノウハウを持っており、施術後のトラブルが少ない傾向があるからです。
公式サイトで症例数を確認し、多くの実績があるクリニックを選ぶと、より安心できるでしょう。
リップアートメイクでよくある質問
リップアートメイクでよくある質問は以下のとおりです。
Q:カウンセリングは無料ですか?
A:クリニックによりますが、無料の所が多いです。複数のクリニックで無料のカウンセリングを受けてから、あなたに合い、信頼できるクリニックを選択しましょう。
Q:リップアートメイクをしても、MRI検査は問題なく受けられますか?
A:問題ありません。FDAやKTRが認可した色素は金属含有量が非常に少ないため、MRI検査は可能です。現在はほどんとのクリニックでFDAやKTRが認可した色素を使用しています。どのような色素が使われているか、事前に確認するとよいでしょう。
Q:リップアートメイクでは、色は自由に決められますか?
A:リップアートメイクの色は自由に決められます。使用する色素には多くの種類があり、インクを混ぜて好きな色が作れます。希望の色があなたに合うとは限らないため、美容のプロである施術者に好みを伝え、相談するとよいでしょう。
また、リップアートメイクは2年から3年ほど持続するため、流行に左右されない定番の色を選ぶことをおすすめします。
Q:オーバーリップは可能ですか?
A:リップアートメイクでは、オーバーリップも可能です。しかし、唇と皮膚は肌のターンオーバーのサイクルが異なるため、時間が経つと唇と皮膚で色が異なる可能性が高いです。
リップアートメイクについてのまとめ
リップアートメイクについて、以下の内容を解説してきました。
- リップアートメイクの概要、タトゥーとの違い、ダウンタイム
- リップアートメイクのメリットとデメリット
- 施術の一般的な流れと施術後の変化
- リップアートメイク施術後に注意すること
- 4つのリップアートメイクの違い
- 肌トーンに合ったカラー選び
- リップアートメイクに合う美しい唇の形
- クリニックの選び方
- よくある質問
リップアートメイクは毎日のメイク時間を短縮し、美容のプロが施術した美しい唇を長期間維持できる魅力的な技術です。良いクリニック選びやメリットとデメリットを知り、適切にアフターケアを行うことが大切です。
信頼できるクリニックで施術を受け、ダウンタイム中のケアを正しく行えば、魅力的な唇が維持でき、あなたの美しさをさらに引き立てるでしょう。