アイラインアートメイクは自然に目力がアップする施術ですが、失敗しないかどうか不安な方もいますよね。
このページではアイラインアートメイクを失敗する原因と、対策や選び方のコツをご紹介します。
アイラインアートメイクで後悔する理由
アイラインアートメイクで後悔する理由は、大きく分けてデザイン面、健康面、認識違いの３つの側面から考えることができます。
メリットも多い施術ですが、失敗すると取り返しがつきにくいという側面もあります。
後悔しないようにするためには、クリニック選びを慎重に行い、施術前にしっかりと情報収集し、施術者と十分に相談することが重要です。
デザイン面での失敗
希望通りのデザインにならなかった
施術者の技術不足やカウンセリング不足が原因で、希望のデザインと違う仕上りになってしまうことがあります。
例えば、ラインがガタガタになったり、太すぎたり細すぎたり、左右非対称になったりすることがあります。
技術力や経験豊富なクリニックを選ぶこと、カウンセリングで希望のデザインを丁寧に伝えることが大切です。
流行のデザインを入れてしまった
アイラインの流行は数年で変化するため、一時の流行を追ったデザインは、後々後悔する可能性があります。
年齢を重ねても違和感のない、自然なデザインを選ぶことが重要です。
色素が変色した
時間の経過とともに、色素が変色することがあります。
これは、インクの種類や質、アフターケアの方法などが影響します。
変色を防ぐためには、質の高いインクを使用しているクリニックを選び、アフターケアを適切に行うことが大切です。
すぐに色が抜けた
施術者の技術不足やアフターケア不足が原因で、色素がすぐに抜けてしまうことがあります。
肌質や生活習慣も影響しますが、色素を入れる角度や深さによって定着率が変わるため、施術者の技術力は重要です。
健康面での失敗
痛みや腫れが続く
施術者の技術不足や体質によって、施術中や施術後に痛みや腫れが長引くことがあります。
施術部位は皮膚が薄いため、腫れやすい箇所です。
通常は数日で治まりますが、症状が改善しない場合は、クリニックに相談しましょう。
傷跡が残る
施術者の技術不足で、針を深く刺しすぎると、傷跡が残ってしまうことがあります。
経験豊富な施術者を選び、施術を受けることが大切です。
後遺症が残る
施術者のスキル不足やアフターケア不足が原因で、後遺症が残ることがあります。
例えば、角膜損傷、内出血、ドライアイなどが挙げられます。
特に、アイラインアートメイクは眼球に近い部位に行うため注意が必要です。
認識違いによる失敗
施術回数や持続期間を確認していなかった
アイラインアートメイクは、1回の施術では終わりません。
色素を定着させるために、2～3回の施術が必要となります。
また、効果は半永久的ではなく、数年で薄くなっていくため、定期的なメンテナンスが必要となります。
アフターケアを怠った
アフターケアを怠ると、色落ちや色ムラ、感染症などのトラブルが起こる可能性があります。
クリニックの指示に従い、施術部位を清潔に保ち、保湿や紫外線対策などを適切に行うことが大切です。
一時の感情でアートメイクを入れてしまった
アートメイクは、一度入れると簡単に消すことはできません。
勢いで施術を受けると、後々後悔する可能性があります。
アイラインアートメイクでテールの施術が難しい理由
失敗の原因の一つとして、デザイン面が挙げられていましたね。
アイラインアートメイクのでサインの中でも「テール」は施術を断っているクリニックが多く見受けられます。
なぜ施術できないクリニックが多いのか解説します。
アイラインアートメイクのテールとは
アイラインアートメイクのテールとは目の幅よりも長くアイラインを引いたようなデザインのことです。
跳ね上げたデザイン、垂れ目に見えるようなデザインなど数ミリの変化で印象が大きく変わります。
テールが難しい理由
アイラインアートメイクのテールの施術が難しい理由を具体的に3つ紹介します。
年齢による変化
年齢を重ねると目尻が下がり、デザインが不自然に見える可能性があります。テールは目尻を強調するため、加齢による変化が目立ちやすくなる可能性があることを知っておきましょう。
流行の変遷
アートメイクは、一度入れると簡単に消すことができません。テールのようなデザイン性の高いアイラインは、数年後には流行遅れになる可能性があります。
そのため、クリニックによっては、時代を超えても違和感のない、より自然なデザインを推奨していると考えられます。
施術の難易度
テール部分は皮膚が薄く、施術の難易度が高い箇所です。
そのため、施術者の技術不足は、ラインの歪み、左右非対称、色ムラなどの失敗に繋がりやすい可能性があります。
また、テールが薄くなってきた時に違和感を感じやすいため、頻繁なメンテナンスが必要になる可能性あることを理解しておきましょう。
アイラインアートメイクで後悔しないための準備
アイラインアートメイクの美しい仕上がりを長くキープするために施術前にも気をつけたい点がいくつかあります。
施術前の準備として考慮すべき3つの点を具体的に解説します。
施術に関する情報収集
施術内容、メリット・デメリット、リスクを理解する
アイラインアートメイクとはどのような施術なのか、どのようなメリット・デメリットがあるのか、どのようなリスクがあるのかを事前に理解しておきましょう。
クリニックの選択
施術を受けるクリニックは、医師や看護師の資格、施術実績、衛生管理、アフターケアなどを考慮して慎重に選びましょう。
心配な方は複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することをお勧めします。
施術部位、デザイン、色の確認
施術部位（上まぶた、下まぶた、上下まぶた）、デザイン、色を事前に検討し、カウンセリングで施術者と相談しましょう。
費用と支払い方法の確認
施術費用や支払い方法（現金、クレジットカードなど）を事前に確認しておきましょう。
カウンセリングの予約
不安がある方は施術を受ける前に、クリニックでカウンセリングを受けましょう。
カウンセリングでは、施術に関する疑問や不安を解消し、施術者とデザインや色の希望を共有することができます。
健康状態の確認
健康状態の申告
持病、アレルギー、服用中の薬、妊娠・授乳中であるかなどをクリニックに申告しましょう。
特に、眼病、金属アレルギー、皮膚疾患がある場合は、施術を受けられない可能性があります。
体調管理
施術当日は、体調を整えてクリニックへ行きましょう。 体調が悪い場合は、施術を延期する必要があるかもしれません。
施術前の制限
クリニックによっては、施術前に、飲酒、カフェイン摂取、特定の薬の服用などを制限する場合があります。 クリニックの指示に従いましょう。
アイメイク、まつ毛エクステ
施術当日は、アイメイクは控えましょう。 まつ毛エクステは、施術前に外しておく必要があります。 まつ毛パーマは施術可能ですが、デザインが崩れる可能性があります。
コンタクトレンズ
施術当日は、コンタクトレンズは外しておきましょう。 施術後、コンタクトレンズの着用については、クリニックの指示に従いましょう。
その他の準備
時間に余裕を持つ
施術には、カウンセリング、デザイン決定、麻酔時間などが含まれます。 施術当日は、時間に余裕を持ってクリニックへ行きましょう。
リラックスする
施術を受ける前は、リラックスして緊張を解きましょう。 緊張して身体が強張ってしまうと痛みを感じやすいかもしれません。
アイラインアートメイクのアフターケア
アイラインアートメイクのアフターケアは、施術前の準備と同様に非常に重要です。
施術後の適切なケアを行うことで、色ムラや感染症などのトラブルを防ぎ、美しいアイラインを長く楽しむことができます。
施術後の注意点
施術部位を清潔に保つ
施術部位は、針で傷つけられているため、細菌感染のリスクがあります。清潔な状態を保つよう心がけましょう。
摩擦や刺激を避ける
施術部位をこすったり、触ったりするのは避けましょう。洗顔やメイクも、施術部位を避けるか、クリニックの指示に従って行うようにしてください。
紫外線対策
紫外線は色素の退色や変色の原因になります。外出時は、サングラスや帽子を着用し、日焼け止めを塗るなどして、施術部位を紫外線から保護しましょう。
代謝を上げる行為を控える
飲酒、激しい運動、長時間の入浴、サウナなどは、血行を促進し、色素の定着を妨げる可能性があります。施術後1週間程度はこれらの行為を控えるようにしましょう。
クリニックの指示に従う
アフターケアの方法や注意点については、クリニックによって異なる場合があります。必ずクリニックの指示に従ってケアを行うようにしましょう。
ダウンタイム中の症状
施術後には、以下の症状が現れることがあります。
腫れ
施術部位が赤く腫れることがあります。通常は数時間から数日で治まりますが、冷やすことで症状を和らげることができます。
痛み
施術中や施術後に痛みを感じる場合がありますが、通常は軽度で、数時間で治まります。
かゆみ
施術部位にかゆみを感じる場合があります。掻きむしると色ムラや傷跡の原因になるため、我慢するようにしましょう。
かさぶた
施術部位にかさぶたができることがあります。無理に剥がすと色ムラや傷跡になるため、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。
その他の注意点
コンタクトレンズ
施術後、コンタクトレンズの着用は、クリニックの指示に従いましょう。
メイク
アイラインのメイクは、施術部位が完全に治るまで控えましょう。その他のメイクについては、クリニックの指示に従ってください。
まつ毛パーマ・まつ毛エクステ
まつ毛パーマは、施術後でも可能ですが、デザインが崩れる可能性があります。まつ毛エクステは、施術前に外しておく必要があります。
アイラインアートメイクで後悔しないクリニック選びのポイント
次にアイラインアートメイクで後悔しないためのクリニックの選び方をご紹介します。
安全性
必ず医療機関（クリニック）で施術を受けるようにしましょう。
エステサロンなど、医療資格を持たないスタッフが施術を行う場所は違法であり、トラブルのリスクが高いです。
クリニックであれば器具の滅菌消毒が徹底されており安心して任せることができます。
重度の金属アレルギーの方は、パッチテストの有無の確認も欠かさないようにしましょう。
施術者の技術力
経験豊富な医師または看護師が施術を行うクリニックを選ぶようにしましょう。
施術者の経験年数や症例数、施術例写真などを参考にしたり、施術者の紹介ページを確認したりするのも良いでしょう。
心配な方はカウンセリングで、希望のデザインを丁寧に伝え、施術者の意見も聞きながら、納得のいくまで相談できるクリニックを探しましょう。
理想のイメージに近い写真を持参すると、認識のずれを防ぎやすいかもしれません。
施術は2回以上が基本です。1回では色素が定着しにくいことを事前に理解しておきましょう。
デザイン
流行に左右されず、自分に似合う自然なデザインを提案してくれるクリニックがおすすめです。
年齢を重ねても違和感のないデザインを選びましょう。目尻を跳ね上げたラインや太すぎるアイラインは、後々後悔する可能性があります。
すっぴんになった時のことも考えてナチュラルなデザインにして、メイクで足すくらいの仕上がりが理想です。
アフターケア
アフターケアの説明が丁寧で、施術後のサポート体制が整っているクリニックを選ぶと安心です。
クリニックによってダウンタイム中の過ごし方や注意点、色落ちを防ぐケア方法が異なることがあるのでよく確認するようにしましょう。
料金
施術料金に含まれるもの（麻酔代、施術回数など）を確認しましょう。クリニックによっては追加料金が発生することがあります。
まとめ
アイラインアートメイクで後悔しないようにするためには、事前にアートメイクについてよく理解し、事前の準備や適切なアフターケアを行うことが欠かせません。
不安がある方は、複数のクリニックでカウンセリングを受け、自分に合ったクリニックを選ぶと安心ですよ。
