【医師監修】眉アートの失敗例を紹介!原因や対処法も解説

眉アートメイクは、理想の眉を手に入れるための魅力的な施術ですが、失敗の可能性も孕んでいます。

このページを見れば失敗の原因、具体的な事例、失敗した場合の対処法、そして失敗を防ぐための対策がわかります。

安心して施術を受けられるようサポートするのでぜひご覧ください。

目次

眉アートの失敗の原因

なぜ眉アートメイクの失敗は起こるのでしょうか。

失敗の要因は、施術者側の要因と施術を受ける側の要因に分けられます。

それぞれ解説していきます。

 施術者側の要因

まずは施術者の要因についてです。技術面やコミュニケーション面だけではなく環境や道具などにも注目して解説していきます。

技術不足

アートメイクは繊細な技術を要する施術です。

経験の浅い施術者や技術が未熟な施術者の場合、希望のデザインを正確に再現できなかったり、色素の注入の深さを誤ったりする可能性があります。

カウンセリング不足

施術前のカウンセリングで、施術者と患者間で十分なコミュニケーションが取れていない場合、仕上がりのイメージに齟齬が生じ、失敗と感じる可能性が高まります。

衛生管理の不徹底

施術に使用する器具の滅菌が不十分だったり、施術環境が不衛生だったりすると、施術部位に細菌が侵入し、感染症を引き起こすリスクがあります。

不適切な色素の使用

質の低い色素を使用すると、変色や退色が早まる可能性があります。

また、アレルギー反応を引き起こす可能性もあります。

アフターケアの説明不足

施術後の適切なアフターケアは、色素の定着や肌トラブルの予防に重要です。

アフターケアの説明が不十分だと、患者が適切なケアを行えず、失敗に繋がる可能性があります。

施術を受ける側の要因

失敗の要因は施術者側にあると考えられがちですが、施術を受ける側に要因がある場合もあります。

眉アートの失敗対策にもなるので、「私は大丈夫」と考えている方も確認することがおすすめです。

知識不足

アートメイクの施術方法、持続期間、リスク、アフターケアなど、施術に関する知識が不足していると、施術後の結果に納得できない可能性があります。

希望の伝え方の不足

カウンセリング時に自分の希望するデザインや色味を具体的に伝えられないと、施術者とのイメージにずれが生じ、失敗と感じる可能性があります。

体質

肌質や体質によっては、色素が定着しにくかったり、アレルギー反応が出やすかったりすることがあります。

アフターケアの不徹底

施術後のアフターケアを怠ると、色素が定着しなかったり、肌トラブルが起こったりする可能性があります。

眉アートの失敗例

ここからは眉アートの失敗例について、デザイン、健康、その他の3つのポイントに分けて解説します。

デザインに関する失敗例

まず初めにアートメイクを失敗すると聞くとデザインの失敗をイメージする方が多いのではないでしょうか。

デザインの失敗と一口に言っても様々なパターンがあります。

希望のデザインと違う

細すぎる、太すぎる、角度が違う、形が違うなど、希望とは異なるデザインに仕上がってしまうことがあります。

施術者は、流行に影響されにくい、骨格や顔のバランスに合わせたデザインを目指すことが多いことが理由の一つとして考えられます。

左右非対称

左右の眉の形や太さ、角度が揃っていないことがあります。

施術者の技術不足だけではなく、骨格や表情筋が左右対称ではないことも要因のひとつでしょう。

色が濃すぎる・薄すぎる

施術直後は色が濃く見えることが多いですが、時間が経っても濃すぎる状態が続く、または最初から色が薄すぎることがあります。

アートメイクの色素の定着には個人差があり、色素の定着に差があるのは通常の経過で、数回かけて徐々にアートメイクを完成させていく理由の一つです。

変色

時間の経過とともに、色が赤茶色や青っぽく変色してしまうことがあります。

色素は様々な成分を配合し色を再現しており、使用する色素によって経過は変わります。

ベタ塗り

のり付けたような不自然な仕上がりになることがあります。

ダウンタイム中は瘡蓋ができ施術直後よりも濃く感じることが要因です。

希望のデザインが似合わない

施術前に十分なシミュレーションを行わなかったため、自分の顔立ちに似合わないデザインになってしまった。

アートメイクは1度入れると簡単には消すことができません。焦らずに慎重に検討しましょう。

普段のメイクとバランスが取りづらい

アートメイクのデザインが濃すぎたり、形が不自然だったりすると、普段のメイクと合わせづらくなってしまうことがあります。

普段眉マスカラや脱色をしている方、形にこだわりがある方は注意が必要です。

 健康被害の失敗例

アートメイクは医療機関でしか施術が行えないリスクが伴う施術です。

体質や肌の状態などによってはアートメイクが適さない場合もあるので、事前の申告がとても重要になります。

痛みや腫れが引かない

施術後、数日経っても痛みや腫れが続くことがあります。

清潔なタオルに包んだ保冷剤等で冷やしても治らない場合は必ず医師に相談しましょう。

傷跡が残る

施術部位に傷跡が残ってしまうことがあります。

ケロイド体質の方はリスクが高いため施術が難しい場合があります。

感染症

施術部位が化膿することがあります。

施術後は海やプール、温泉などの不特定多数が利用し感染のリスクがある場所は避ける必要があります。

アレルギー反応

施術部位がかゆくなる、赤くなる、腫れるなど。

アレルギーによっては施術ができないことがあります。必ず事前に申告し相談するようにしましょう。

その他の失敗例

費用がかかりすぎた

「複数回の施術が必要になった」
「修正・除去が必要になった」

このように当初の想定よりも費用がかさんでしまったと感じる方もいるでしょう。

とくに除去や修正は、施術の費用よりも高額になることがあります。

通院回数が多い

思ったよりも多くの回数、クリニックに通院しなければならないことがあります。

肌質やライフスタイルによって完成までに必要な回数は異なります。

すぐに色が消えてしまった

施術後、短期間で色が薄くなってしまった。

こちらも肌質やライフスタイルが要因のことが多いですが、アフターケアが間違っている場合があります。

適切なアフターケアができていたかどうか確認してみましょう。

眉アート失敗したらどうする?

万が一、眉アートメイクに失敗したと感じたら、どうしたらよいのでしょうか。

まず落ち着いて以下の対処法を検討しましょう。

施術を受けたクリニックに相談

まずは施術を受けたクリニックに相談し、状況を説明しましょう。

失敗したと感じていても、通常の経過であり施術を繰り返すことで理想の仕上がりになることもあります。

自己判断せず医師や施術者に相談することが大切です。

他院で修正

施術を受けたクリニックでの対応に納得できない場合や、別のクリニックで修正を希望する場合は、他院での修正も検討できます。

ただし、他院での修正は、元のクリニックで使用した色素や施術方法によって、対応が難しい場合もあります。

また施術から一定の期間を空けないと修正ができないこともあるので、状況を伝えてよく相談しましょう。

除去

アートメイクを完全に消したい場合は、レーザー除去、切開手術、除去剤、除去クリームなど、様々な方法があります。

しかし、除去には費用や時間、そして肌への負担がかかることを理解しておく必要があります。

時間の経過を待つ

アートメイクは、肌のターンオーバーとともに徐々に薄くなっていきます。

どうしても気に入らない場合は、時間の経過を待つのも一つの選択肢です。

眉アート失敗しないための対策

眉アートメイクで失敗しないためできる様々な対策があります。

クリニック選び方や施術を受ける前に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。

クリニック選び

眉アートで失敗しないために「クリニック選び」は非常に重要です。

クリニックを選ぶときに確認したい点を5つ紹介します。

医療機関を選ぶ

アートメイクは医療行為であるため、必ず医師または医師の監督下にある看護師が常駐している医療機関を選びましょう。

無資格者が施術を行う違法サロンでは、感染症や肌トラブルのリスクが高まります。

実績のあるクリニックを選ぶ

実績豊富で技術力のあるクリニックは、症例件数や症例写真、口コミが多いのが特徴です。 症例写真に関しては更新頻度も重要すると良いでしょう。

希望するデザインの施術例が多いクリニックを選ぶと、イメージの共有がしやすくなります。

カウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶ

カウンセリングでは、自分の希望や不安を伝え、仕上がりイメージ、費用、アフターケアについて詳しく説明を受けましょう。

丁寧なカウンセリングで、施術者との信頼関係を築くことが大切です。

カウンセリング当日に施術を行うクリニックが多いですが、不安な場合はカウンセリングのみの予約し慎重にクリニックを選びましょう。

アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ

施術後のアフターケアは、色素の定着や肌トラブルの予防に重要です。

アフターケアの説明が丁寧で、サポート体制が整っているクリニックを選びましょう。

料金体系が明確なクリニックを選ぶ

複数回プランの料金や、修正・除去が必要になった場合の費用、途中解約時の返金についても確認しておきましょう。

その他の注意点

その他にも失敗を防ぐために対策できることがあります。

施術を受ける前に確認しておきましょう。

施術前の準備

施術の1~2週間前からは、飲酒、日焼け、ピーリングなどの肌への刺激は控えましょう。

アレルギー

アレルギー体質の人は、事前にパッチテストを受け、使用する色素や麻酔薬について確認しましょう。

色素には微量の金属が含まれていることがあり、重度の金属アレルギーの人は施術が受けられないことがあります。

持病

持病がある人は、事前に医師に相談しましょう。

特に、糖尿病や血液凝固異常のある人はリスクが高く施術が受けられないことがあります。

妊娠中・授乳中

妊娠中・授乳中の人は、ホルモンバランスの影響で色素の定着が悪くなる可能性があるため、施術を避けるのがおすすめです。

授乳中の方に関しては一定期間の断乳で施術が可能な場合もあるのでクリニックに相談すると良いでしょう。

施術当日はいつも通りのメイク

施術当日はいつも通りのメイクをしていくことで、普段の雰囲気と差が出ない仕上がりにしてもらえます。

特に、眉メイクは施術の参考になるため、普段通りの眉メイクをしていくことが重要です。

施術回数を必ず守る

アートメイクは、2回以上の施術を必要とするのが一般的です。

決められた回数の施術をきちんと受けることで、理想とする仕上がりを実現できます。

アフターケアを欠かさない

アートメイク後は、アフターケアを欠かさないようにしましょう。

クリニックの指示に従い、施術箇所を清潔に保ち、保湿を心がけましょう。 また、紫外線対策も重要です。

施術箇所を触らない

アートメイクの施術箇所をむやみに触ると、肌トラブルや感染症を発症する恐れがあります。

傷口が完全に治るまでは、触らないようにしましょう。

海外での施術

海外での施術は、言葉の壁や衛生面、デザインの傾向の違いなどに注意が必要です。

日本よりも安く施術を受けられる場合もありますが、トラブルが発生した場合の対応が難しい場合もあります。

また、使用される色素の安全性が確認できない場合もあるため注意が必要です。

アフターケアの重要性

眉アートメイクの失敗を防ぐための対策の中でも、アフターケアは非常に重要です。

施術直後の肌は非常にデリケートな状態であり、色素もまだ完全に定着していません。

適切なアフターケアを行うことで、色素の定着を促進し、肌トラブルのリスクを軽減することができます。

眉アートのアフターケアの方法

ここからは眉アートメイクのアフターケアの具体的な方法について詳しく解説していきます。

施術箇所の保湿

アートメイク後は、肌が乾燥しやすいため、保湿をしっかり行うことが重要です。

クリニックで処方された保湿剤やワセリンなどをこまめに塗り、施術箇所を保護しましょう。

清潔な綿棒などを使用して優しく塗ることが重要です。

施術箇所の冷却

施術直後に赤みや腫れ、かゆみを感じた場合は保冷剤などで冷却してください。

保冷剤は施術箇所に直接当てるのではなく、清潔なタオルなどで巻くなどして使用しましょう。

施術箇所の保護

施術箇所を摩擦や刺激から保護するため、施術後数日間は、洗顔やメイク、クレンジングを避けましょう。

また、タオルなどでゴシゴシこすったり、掻いたりするのもやめましょう。

入浴・運動・飲酒の制限

施術後1週間程度は、入浴(シャワーは可)、激しい運動、飲酒、サウナ、温泉、プールなどは避け、代謝を上げないようにしなければいけません。

これらの行為は、血行を促進し、色素が定着しにくくなる可能性があります。

紫外線対策

紫外線を浴びると、色素が変色したり、退色したりする可能性があります。

施術後2週間程度は、日焼け止めクリーム(施術後1週間は使用不可)や帽子、日傘などで紫外線対策をしっかり行いましょう。

処方された薬の使用

感染症や肌トラブルの予防のために、クリニックで抗生物質や抗ヘルペス薬を処方された場合は指示通りに服用することが大切です。

クリニックの指示に従う

アフターケアの方法や注意事項は、クリニックによって異なる場合があります。

クリニックの指示をよく聞き、それに従ってケアを行いましょう。

アフターケアを怠るとどのようなことが起きる?

アフターケアを疎かにするとどのようなことが起きるのか7つご紹介します。

  • 色素の定着不良
  • 色むら
  • 変色
  • 感染症
  • 傷跡
  • 痛みや腫れ
  • かゆみ

これらのトラブルを避けるためにも、アフターケアは丁寧に行うことが大切です。

施術後、何か気になることや不安なことがあれば、すぐにクリニックに相談しましょう。

眉アートで失敗したくないならトゥルーデザインクリニックへ

トゥルーデザインクリニックでは、眉アートメイクに不安を感じている方やクリニック選びに悩んでいる方にも安心していただけるよう、無料カウンセリングのみのご予約も承っています。

当クリニックではアーティストは全員が国際大会長が監修した技術を身につけているので、過去にアートメイク経験がある方もご相談ください。

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