アートメイク後の湯船は24時間経ってから!シャワーや洗顔の注意点も解説

アートメイクの施術後は24時間湯船に入ってはいけませんが、いくつかの注意点を守ることができればシャワーを浴びることができます。他にも「洗顔はしていいのか?」「使ってはいけないクレンジングは?」など疑問に感じる方もいると思います。

この記事ではアートメイク後の湯船やシャワーについてはもちろん、洗顔やクレンジング時の注意点について解説します。

アートメイク後に湯船に入れない理由

入浴すると体が温まることで血流が良くなり新陳代謝が活発になります。すると肌のターンオーバーが促進されるため、アートメイクの色素も排出されてしまう可能性があります。

施術後はすくなくとも24時間は湯船に浸かるのは控えるようにしましょう。また長時間の入浴は5日間〜1週間ほど控えると安心です。

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シャワーはアートメイク直後からOK

アートメイクの施術の直後からシャワーは可能ですが、1〜3日間は施術部位を濡らさないようにしましょう。施術部位をワセリンを塗りラップで保護すると安心です。万が一、濡れてしまった場合も、擦ったりせずティッシュで優しく押さえるように拭いてください。濡れていないことを確認できたらワセリンで保湿しましょう。

温泉やプールなどは避ける

それでは温泉やプールはいかがでしょうか。アートメイクのダウンタイム中でも「施術から3日間経ったから行ってもいいだろう」と考える方もいるでしょう。しかし温泉やプール、海水浴など不特定多数が集まる場所は雑菌が発生しやすくなっていて感染のリスクが高いです。施術後1週間〜2週間は行かないようにしましょう。

ワセリンで保湿する理由

アートメイクはほとんどの場合、ワセリンや軟膏で施術部位を保湿した状態で施術が終了します。細かな傷がついた状態の施術部位を保湿することで、かゆみや乾燥を防ぐ目的があります。またワセリンなどで油膜を張ることでほこりや雑菌から肌を保護する効果もあります。

ワセリンを塗布する期間・塗り方

ワセリンや軟膏の塗布する期間や塗り方についてご紹介します。

ワセリンは施術直後から3日間は朝と入浴の前後に塗ります。4日目からはかゆみや乾燥が気になる場合は塗り続けると良いでしょう。感染などを防ぐため、塗布は素手で行わず綿棒などを使用し薄く塗り広げてください。

厚塗りすぎると逆にワセリンが不潔になってしまう可能性があるので注意しましょう。塗り直しの際にたくさん残っている場合はティッシュや綿棒で古いワセリンを軽く拭き取ってから塗り直すと安心です。

洗顔・クレンジング時の注意点

洗顔やクレンジングもシャワーと同様に施術部位を濡らさなければ、アートメイクの施術直後から可能です。ただクレンジング剤がアートメイクの施術部位についてしまうと色落ちの原因になるので、拭き取り用のクレンジングシートなどが扱いやすくおすすめです。

施術部位に関しては4日目〜1週間ほど「水洗い」にして刺激しないようにしましょう。その後から洗顔やクレンジングが可能ですが、1ヶ月は強く擦ったりしないように注意が必要です。

避けたほうがいいスキンケア

洗顔やクレンジングは施術の1週間後からできると解説しましたが、できれば避けたほうがよいスキンケアがあります。洗浄力が強いスキンケアやターンオーバーを促進するスキンケアはアートメイクの定着に影響が出る可能性があるので施術から1ヶ月ほど経ってから使用すると良いでしょう。

  • ・オイルクレンジング
  • ・サリチル酸入りのスキンケア
  • ・レチノール入りのスキンケア
  • ・スクラブ入りの洗顔料
  • ・ピーリング効果のある洗顔料

まとめ

アートメイクの翌日は入浴を控えてシャワーだけで済ませるようにしましょう。施術後1〜3日間は施術部位をワセリン・軟膏で保湿し保護し濡れないようにすることが重要です。

洗顔やクレンジングなどのスキンケアはターンオーバーを促したり刺激の強い製品は1ヶ月後まで使用しないようにすると安心です。拭き取り用のクレンジングシートを利用するなど施術部位を刺激しないようにしましょう。