これまでの肌治療はRFやHIFUなど熱による治療が主流で、”冷却”に着目した肌治療はほとんどありませんでした。しかし、ターゲットクールの誕生により、冷却を取り入れた肌治療が可能となりました。ターゲットクールは、RPTC(Rapid Precision Temperature Control)技術を搭載し、治療目的に応じた精密な冷却温度の制御と治療時間の短縮が実現しました。これにより、施術中の痛みや炎症などの負担を軽減しつつ、治療の効果最大化が期待できます。 また、3種類のノズルを付け替えることで、施術の用途に合わせた治療が可能になります。※トゥルーデザインクリニックでは、ブースティングモードのみ実施しております。

ブースティング(Boosting)モード

Co2ガスで薬剤を瞬時に氷の微粒子に変換し、高速で噴射することで皮膚の奥深くへ薬剤を浸透させる施術です。Co2を薬剤と共に導入することでボーア効果により血液中の酸素供給が活性化され、新陳代謝や肌再生の促進、抗炎症効果も期待できます。また、従来とは異なり針を使用して薬剤を注入しないため、針や痛みが苦手な方の新たな肌治療の選択肢となっています。それぞれの肌悩みに合わせて、注入する薬剤を選べるのも大きな特徴です。

クーリング(Cooling)モード

皮膚を-10℃〜5℃の範囲内で細かく温度と照射時間を調整しながら冷却することで、炎症を抑制し、肌の赤みやニキビの鎮静を効果的に行う施術です。さらに、頭皮へ使用することで、冷却された刺激により血管が一時的に活性化し、薄毛予防の効果も期待できます。

フリージング(Freezing)モード

-79℃の極めて低温のCO₂ガスを使用し、いぼや血管腫などの病変組織を除去する技術です。日本での導入は少なく一般的な治療方法ではありませんが、海外では皮膚科治療などで使用されることもあります。