アートメイク後、施術部位へのメイクは最低でも1週間は控えたほうが安心です。このページではメイクを控える理由、その他の注意点や期間の目安などまとめました。
アートメイク施術後のメイクについて
アートメイク施術後、施術部位にメイクをするのは1週間程度控えるのがベストです。 施術部位以外であれば、施術当日からメイクをしても問題ありません。
施術部位にすぐメイクをしてはいけない理由は、主に以下の3つです。
- 肌トラブル防止のため: アートメイク施術直後は、肌が非常にデリケートな状態になっているため、化粧をすることで肌トラブルを引き起こす可能性があります。 アートメイクは針を使って色素を注入するため、施術部位には無数の細かい傷がついている状態です。 普段使用している化粧品でも、施術後の肌には刺激が強すぎる場合があり、赤みや炎症、肌荒れなどを引き起こす可能性があります。
- 感染症予防のため: 施術部位の傷口から雑菌が入り、感染症を引き起こすリスクがあります。 化粧品やメイクブラシ、スポンジなどに雑菌が付着している可能性があり、傷口から体内に入ると炎症を起こす可能性があります。
- 色素定着のため: アートメイクの色素が肌に定着する前に、化粧やクレンジングによって色素が流れ出てしまう可能性があります。 アートメイクの色素は、施術直後はまだ肌に定着しておらず、傷口から排出されやすい状態です。 化粧品やクレンジングの成分が、この色素の定着を阻害する可能性があります。
アートメイクは施術直後から色がついているため、1週間程度は化粧をしなくても、メイクをしているような状態です。 1週間後、かさぶたが剥がれ落ち、赤みや腫れ、かゆみなどの症状が治まったら、施術部位にも化粧をすることができます。 ただし、肌の状態には個人差があるため、自己判断せず、クリニックの指示に従うようにしましょう。
アートメイクのダウンタイムの注意点・期間の目安
アートメイクのダウンタイムは、一般的に数日～1週間程度です。ここでは眉のアートメイクを想定して解説しています。
ダウンタイム中は、以下の点に注意して過ごすようにしましょう。
- 洗顔・シャワー・入浴: 洗顔とシャワーは施術当日から、入浴は翌日から可能です。ただし、施術部位に水がかからないように注意しましょう。
- スキンケア: 施術後1週間は、眉周辺に化粧水や乳液、美容液などのスキンケアを行うのは控えましょう。顔の他の部分のスキンケアをする場合は、施術部位に化粧水などがつかないように注意してください。
- メイク: 施術部位以外のメイクは当日から可能ですが、施術部位のメイクは1週間程度控えましょう。
- 飲酒・運動・温泉: 飲酒、激しい運動、長時間の入浴、温泉などは、体の代謝を上げて汗をかくため、色素の排出を早めてしまう可能性があります。ダウンタイム中1週間程度は控えましょう。
- 日焼け: 紫外線は色素の変色や退色の原因となります。施術後は2週間〜1ヶ月は外出時は日傘や帽子で眉周辺に紫外線が当たらないようにしましょう。
- 保湿: 施術部位を清潔に保ち、ワセリンや軟膏で保湿しましょう。一般的に3日〜1週間が目安です。乾燥すると、かゆみが出て、掻いてしまうことで肌トラブルを起こしたり、色素が抜け落ちてしまう可能性があります。
- 施術部位に触らない: ダウンタイム中の1週間〜10日間は施術部位を触ったり、かさぶたを無理に剥がしたりしないようにしましょう。
ダウンタイム中は、クリニックで処方されたもの以外は、市販の消毒液、かゆみ止め、軟膏などは使用しないようにしましょう。どうしても使用したい場合は、クリニックに相談してください。
アートメイクは、1回目の施術だけでは理想の色にならない場合があり、2回以上に分けて施術を行うのが一般的です。美しい眉アートメイクを完成させて、長期間キープするためにも、ダウンタイム中は指示に従って注意深く過ごしてください。
アートメイクに関するよくある質問
アートメイク施術後、洗顔はいつからしていいですか？
施術当日は、施術部位を濡らさないように洗顔は控えましょう。 翌日からは、施術箇所に水がかからないようにして洗顔しましょう。当院の眉アートメイク後のアフターケアでは4日目から水洗いが可能です。
アートメイク施術後の洗顔で注意することはありますか？
- 施術箇所を触らないようにしましょう。
- 刺激の強い洗顔料やスクラブ洗顔は避け、低刺激の洗顔料を使用しましょう。
- 洗顔後、施術部位にワセリンなどを塗って保湿しましょう。
アートメイク施術後、ダウンタイム中に気をつけることはありますか？
- 激しい運動・サウナ・長時間の入浴は控える：発汗によって色素が流れ出てしまう可能性があります。
- 温泉やプールは控える: 感染症の恐れがあります。
- 日焼けは控える: 炎症反応が促進され、色素の変色や退色の原因となります。
- 飲酒は控える: 血行が促進され、色素の排出が進んでしまい、痛みが強くなる可能性があります。
- クレンジング・洗顔は注意する: 施術部位をなるべく濡らさないように、拭き取りタイプのクレンジングシートや洗顔シートを使用するのがおすすめです。
- ピーリング効果のある化粧品の使用は控える: 肌の新陳代謝を高め、色素が排出されやすくなってしまいます。
- 施術部位に触らない: 傷口から細菌が入り、炎症を起こしてしまう可能性があります。
- かさぶたを無理に剥がさない: 出血したり、傷跡が残ったりする可能性があります。
- 市販の消毒液・かゆみ止め・ワセリンなどの軟膏は使用しない: 成分が合わず、肌トラブルを起こす可能性があります。
- 保湿をしっかり行う: ワセリンなどを塗り、乾燥を防ぎましょう。
アートメイクの施術当日に、普段通りの化粧をしてクリニックに行ってもいいですか？
アイライン以外であれば、施術当日に普段通りの化粧をしてクリニックに行っても大丈夫です。 施術者は、普段のメイクを参考に、患者さんに合ったデザインを提案することができます。
アイラインの場合は、メイクオフに時間がかかるため、クリニックによっては直前のメイクを避けるように指示されることがあります。
アートメイクは、1回の施術で終わりますか？
アートメイクは、1回の施術では理想の色にならない場合があり、2回以上に分けて施術を行うのが一般的です。 1回目の施術で、眉の土台を作り、2回目以降で自然で美しい眉を完成させていきます。 2回目の施術は、1回目の施術から最低1ヶ月以上空けて、2ヶ月以内を目安に行います。
アートメイクの色は、どれくらい持続しますか？
アートメイクの色素が持続する期間は、一般的に半年～2年と言われています。 肌代謝やライフスタイルによって個人差があります。 肌代謝が良く肌年齢が若い方は退色が早い傾向にあります。 新陳代謝を繰り返すことにより徐々に薄くなりますが、完全に消えることはありません。
アートメイクの施術を受ける際に、他に注意することはありますか？
- 施術部位近くにニキビや傷がある場合は、施術ができない場合があります。
- 生理期間中は、ホルモンバランスの影響で痛みを強く感じる場合があります。
- ボトックスやヒアルロン酸注入などの美容施術を受けた場合は、施術日からアートメイク施術まで一定期間空けなければいけないことがあります。
- 血液系の疾患がある場合は、施術を受けられない場合があります。
- 金属アレルギーがある場合は、施術前に医師に相談する必要があります。
アートメイク施術を受けるクリニックを選ぶ際に、どのような点に注意すればいいですか？
アートメイクは、医療行為です。安全で美しい仕上がりを得るためには、信頼できるクリニックを選び、医師の指示に従うことが大切です。
トゥルーデザインクリニックではカウンセリングのみのご予約は無料です。アートメイクに関するご心配事があれば、ぜひ当クリニックにご相談ください。
まとめ
アートメイク後のメイクは1週間程度経って、瘡蓋が完全になくなってから行うようにしましょう。施術後は他にも代謝を良くする行為やターンオーバーを促進するような行為は控える必要があります。
施術後の過ごし方やアフターケアはクリニックによって異なるため、施術を受けたクリニックの指示に従いましょう。