ベース型の顔立ちの方にとって、眉毛はフェイスラインを左右する最重要メイクパーツです。正しい眉の形を選べばエラが目立たず小顔に見えますが、間違えるとエラを強調させてしまうことも。
本記事では、ベース型に似合う眉毛の理論と実践を、形・角度・長さ・描き方のステップに分けて徹底解説します。
ベース型の顔の特徴とよくある悩み
ベース型(エラ張り型)とはどんな顔型?
ベース型とは、こめかみ〜頬のあたりが最も横幅が広く、エラが張り気味でフェイスラインが四角く見えやすい顔型のことです。顎先はやや尖っているか、比較的すっきりしていることが多いのが特徴です。

ベース型がよく抱える眉毛のお悩み
- エラが目立って顔が大きく見えてしまう
- 眉の形を間違えるとキツく・怖く見えてしまう
- 顔の横幅が強調されてのっぺりした印象になる
- 自分に似合う眉がわからず、毎回同じ形になってしまう
これらの悩みはすべて、眉の形・角度・長さを正しく設定することで解決できます。
ベース型に似合う眉毛の黄金法則

長め平行アーチ眉がベース型の正解
ベース型に最も似合うのは、眉頭〜眉山をやや上向きに傾けた角度のある長め平行アーチ眉です。この眉型には3つの視覚効果があります。
- 視線が上に誘導され、フェイスラインのエラが目立たなくなる
- 眉が長いことで顔の余白が埋まり、小顔効果が生まれる
- 眉山〜眉尻のなだらかな曲線が、角張った輪郭をソフトに見せる
ベース型に似合う眉毛のポイント
| 形 | 平行アーチ眉 or 直線に近いアーチ眉 |
| 角度 | 水平より5〜10°上向き |
| 長さ | 自眉より1〜2mm長く(小鼻〜目尻延長線) |
| 太さ | やや太め(柔らかさ・小顔効果を両立) |
| 眉山位置 | 眉山の下をえぐるイメージ・上には足さない |
| 仕上げ | 眉頭はふんわり・眉尻にかけてグラデーション |
直線に近いアーチを意識する
アーチ眉というと大きな丸みをイメージするかもしれませんが、ベース型に似合うのは眉頭〜眉山をほぼ直線で描き、眉山〜眉尻にかけてなだらかなカーブをつけた直線寄りアーチ眉です。眉山がカクッと折れるような形はエラを強調してしまうため、眉山〜眉尻のカーブは必ずなめらかに仕上げましょう。
水平より5〜10°上向きに
眉を平行に描きすぎると、顔の横幅が強調されてしまいます。眉全体を水平より5〜10°程度上向きにすることで、視覚的なリフトアップ効果が生まれ、フェイスラインがすっきりして見えます。
眉頭から急角度をつけるとつり眉になりキツい印象になりやすいので眉頭〜眉山は緩やかに、眉山以降でじわりと上がるイメージで描きましょう。
自眉より1〜2mm長め
こめかみが広いベース型さんは、眉尻を自眉より1〜2mm程度長く描くことで、顔の余白が埋まり小顔効果が高まります。目安は小鼻と目尻を結んだ延長線上に眉尻が来る長さです。
やや太めに
眉をやや太めに描くと、顔全体に柔らかさが加わり、ベース型特有のがっしりした印象をカバーできます。ただし眉尻に向かってしっかり細くすることで、すっきりした仕上がりになります。
ベース型が絶対やってはいけないNG眉

似合う眉を知るのと同様に重要なのがやってはいけない眉型を知ることです。
| NG眉の種類 | なぜNGか | 改善策 |
| 完全な水平平行眉 | 顔の横幅が強調される | 5〜10°上向きに傾ける |
| 困り眉(ハの字) | フェイスラインが下がって見える | 眉尻を下げない |
| カクカクした直角眉 | エラ・角張りを強調 | 眉山〜眉尻をなだらかに |
| 眉尻が太い眉 | フェイスラインがもたつく | 眉尻にかけて細く仕上げる |
眉尻が下がっている困り眉はベース型に最もNGな眉型です。頬やフェイスラインも下がって見え、エラが四角く強調されてしまいます。眉尻は必ず水平以上をキープしましょう。
ベース型の眉毛の整え方・描き方ステップ
STEP 1|下準備:余分な毛を処理する
まず、眉の輪郭から外れた産毛や余分な毛をシェーバーやピンセットで除去します。ベース型さんは眉尻の下ラインが太くならないように、眉下の毛は丁寧に整えましょう。
STEP 2|眉頭の位置を決める
小鼻の延長線上が眉頭の始まりの目安です。ただし眉頭を内側から始めすぎると、圧迫感が出てエラが目立ちやすくなります。少しだけ外側から始めるのがポイントです。
STEP 3|眉山の位置を決める(ここが最重要!)
眉山は目尻と黒目の外側の中間あたりが目安です。ベース型さんは眉山を上に足すのではなく、眉山の下をえぐるイメージで自然な上がり眉を作りましょう。上に角度をつけすぎるとキツく見えます。
眉山は上方向に追加するのではなく眉山の下の毛を処理して相対的に上に見せるのがポイントです。1mm単位でも印象が変わるので慎重に行ってください。
STEP 4|眉尻の位置を決める
眉尻は小鼻の端と目尻を結んだ延長線上を目安に、自眉より1〜2mm長く設定します。こめかみの余白を埋めることで、フェイスラインが引き締まって見えます。眉尻は必ず水平以上の角度で終わらせましょう。
STEP 5|眉毛を描く
眉頭〜眉山は直線的に、アイブロウペンシルで毛を1本1本書き足すイメージで描きます。眉山〜眉尻はなだらかなカーブを意識しながら描きます。
- 眉頭:パウダーでふんわりと。濃くなりすぎないように注意
- 眉山〜眉尻:ペンシルで輪郭を描いてからパウダーで埋める
- 眉尻:自然に細く仕上げ、下がらないようにキープ
STEP 6|眉マスカラで仕上げ
スクリューブラシで眉毛を上方向にとかし、眉マスカラで毛流れを固定します。眉尻の毛を上にとかしてマスカラでキープすることで、上向きの角度がより自然に維持されます。
なりたい印象別|ベース型の眉スタイル選択
ナチュラル・親しみやすい印象にしたい
平行に近いアーチ眉で、全体をやや太めに仕上げます。眉マスカラはブラウン系を選び、柔らかいナチュラルな印象に。パーツが曲線的なベース型さんに特におすすめです。
クール・洗練された印象にしたい
直線的な眉頭〜眉山のラインを強調し、角度を5〜10°しっかりつけます。パーツが直線的なベース型さんに似合います。眉色をやや明るめにすると抜け感が出ておしゃれです。
フェミニン・やわらかい印象にしたい
アーチをやや強めに意識し、眉全体の色を1〜2トーン明るくします。眉山〜眉尻のカーブを丁寧に作ることで、ベース型の直線的な輪郭をやわらかく見せられます。
ベース型の眉毛に関するよくあるQ&A
Q. ベース型にアーチ眉は似合わない?
大きく丸いアーチ眉は顔の横幅を強調しやすいためNGです。ただし直線に近い平行アーチはベース型に最もおすすめの形です。アーチ眉=丸い眉と思い込まず、緩やかなカーブを意識してみましょう。
Q. 眉毛が薄い・少ない場合はどうする?
アイブロウパウダーで眉全体のベースを作り、その後ペンシルで毛1本1本を書き足します。眉頭はふんわりと、眉山〜眉尻にかけて少し濃くすることでナチュラルなグラデーションになります。
Q. 骨格タイプとの関係は?
顔型とフレームタイプは別軸です。どの骨格タイプであってもベース型の輪郭補正には上向き長め眉が有効です。ただし骨格ウェーブの方は柔らかいカーブを多めにすると全体バランスが取れます。
おすすめのアイブロウアイテム選びのポイント
アイブロウペンシル
毛を1本ずつ繊細に描けるペンシルは、眉の形を正確に作るために必須。0.1〜0.2mm程度の超細芯タイプがおすすめです。色は自分の髪色より1〜2トーン明るいカラーを選ぶと自然に仕上がります。
アイブロウパウダー
ペンシルで描いた眉をパウダーでぼかすと、ナチュラルな仕上がりになります。パウダーは2〜3色入りのものを選ぶと、眉のグラデーションを作りやすいです。
眉マスカラ
ベース型の場合、眉の上向き角度をキープするために眉マスカラは必須アイテムです。上向きにブラシを動かして毛流れを整えてから塗ることで、きれいな角度が長時間持続します。
まとめ
ベース型の眉毛で最も大切なのは、形・角度・長さの3つを正しく設定することです。
眉毛はほんの数ミリの調整で顔の印象が大きく変わるため、メイクの中でも特に重要なパーツです。まずは描き方の6ステップを参考に、少しずつ自分に合う眉を見つけてみてください。
監修医コメント
ベース型の方が眉毛でお悩みになるケースは非常に多いです。眉毛は顔全体のバランスを左右する重要なパーツであり、正しい形と角度を選ぶことで視覚的なフェイスラインの補正が可能です。ご自身での再現が難しい場合は専門の眉毛サロンやクリニックでカウンセリングを受けることもお勧めします。
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