上がり眉とは?印象・整え方・似合う顔型まで眉のプロが徹底解説

  • 2026年5月14日
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眉毛の形や角度がほんの少し変わるだけで、表情がまったく別人のように変わることもあります。

この記事では、上がり眉の特徴と与える印象から、自分でできる整え方のコツ、プロの施術まで、段階的にわかりやすく解説します。

上がり眉とは?まず基本を知りましょう

上がり眉の定義

上がり眉とは、眉頭から眉山にかけて、上向きの角度がついた眉毛のことを指します。上がり眉はつり眉やコーナー眉と言われるものもあります。

まずは鏡で自分の眉を確認してみてください。眉頭と眉尻を結んだ線が地面と水平か、それとも眉山に向かってぐっと持ち上がっているかをチェックするだけで、自分の眉のタイプが見えてきます。

上がり眉になる原因は2種類ある

上がり眉になる原因は、大きく分けて先天的なものと後天的なものがあります。

眉毛には生え癖があり、生まれつき眉頭の毛が上向きに生えている方は、自然と上がり眉になりやすい傾向があります。骨格や眉丘筋の位置関係も影響するため、家族が皆この眉という方も少なくありません。

一方、後天的な原因として多いのが、自己処理の影響です。眉の下ラインばかりを整えて上ラインを手つかずにしていると、相対的に眉山が高く見えてしまい、角度がきつく出ることがあります。また、眉毛の黄金比を意識せずに処理を繰り返すうちに、眉の形が崩れてしまうケースも多く見られます。

上がり眉が与える印象

怖いと思われやすい理由

上がり眉がきつい印象に見える理由には、心理的なメカニズムが関係しています。人は怒りや緊張を感じているとき、眉が無意識にぐっと持ち上がります。上がり眉はその怒り顔と同じ眉のラインを持つため、特に日本文化において怖いイメージを持たれやすいのです。

また、垂れ目の方が上がり眉を持つ場合、目と眉のコントラストがより強く出るため、きつさが際立って見えることがあります。

実はポジティブな側面もある

ネガティブな印象が先行しがちな上がり眉ですが、実はポジティブな面も多くあります。上がり眉は凛々しさ、意志の強さ、知的さ、自信がありそうという印象を自然に演出してくれます。面接やプレゼン、商談などの場面では、むしろプラスに働くこともあります。

直さなければと焦る前に、まず自分がどんな場面できつく見えると感じているのかを整理してみてください。もしかしたら、少し角度をゆるめるだけで理想の印象に近づけるかもしれませんし、あるいは今の眉を活かしたメイクに切り替えることで悩みが解消するケースもあります。

自分に似合う眉は顔型で変わる

顔型別・上がり眉との相性チェック

眉の形は、顔の輪郭と目の形によって似合う・似合わないが大きく変わります。とりあえず平行眉にしようと一律に変えてしまうのではなく、まず自分の顔型を確認してみましょう。

面長タイプ

縦のラインが強調されやすいため、眉に角度をつけるとさらに縦長感が際立ってしまいます。平行眉に近い形にすると、横への視線誘導が生まれてバランスが取りやすくなります。

丸顔タイプ

緩やかなアーチ眉が最も相性が良いとされています。上がり眉にすると丸さとのコントラストが生まれてアンバランスに見えることがあるため、無理に角度をつけるのは避けたほうが無難です。

ベース型・逆三角形型

直線的な眉や緩やかな上がり眉が骨格の凛々しさと調和しやすく、比較的似合いやすいと言われています。

卵型

眉の選択肢が広い反面、極端な上がり眉にするとクールな印象を超えてきついと感じさせてしまうことがあるため、角度はゆるめに留めるのがポイントです。

目の形との組み合わせも重要

顔型だけでなく、目の形との組み合わせも見落とせないポイントです。つり目の方が上がり眉にすると、目と眉のラインが同じ方向に向くため、きつさが二重に強調されやすくなります。反対に、垂れ目の方が上がり眉を持つ場合、コントラストが強く出てしまうことが多いです。

似合う眉を見つけたい方は、眉毛サロンや美容クリニックでカウンセリングを受けてみることをおすすめします。骨格や筋肉の動き方を踏まえた上でアドバイスしてもらうと、セルフ判断では気づけなかった発見があることも多いです。

上がり眉を自然に整えるメイクのコツ

眉山の角度をゆるめるという発想が大切です

上がり眉を改善するとき、多くの方がやってしまいがちなのが眉山を根本から剃り落とすという方法です。しかし、眉山は眉の形の要となる部分で、処理の難易度が高く、少しバランスを崩すだけで全体の印象が大きく変わってしまいます。剃りすぎると生え戻りに時間がかかり、その間ずっと不自然な眉で過ごすことになりかねません。

まず心がけたいのは自眉の形を活かしながら、角度をゆるめるという発想です。今ある眉毛を土台にして、メイクで補正するアプローチが、失敗しにくく自然な仕上がりになります。

時短でできるメイク補正法

忙しい朝でも取り入れやすい、シェービングなしのメイク補正テクニックをご紹介します。

ポイントは眉頭の上側と眉山の下側に色を足すことです。眉頭の上に沿って薄くアイブロウカラーを加えると、眉全体のスタートラインが上がって見え、相対的に眉山の角度が緩く感じられます。同時に、眉山の下側に少し色を足すと、眉山の高さが視覚的に落ち着いて、ゆるやかな印象に近づきます。

アイテムはアイブロウパウダーがおすすめです。ふんわりとした質感で色が乗るため、ペンシルよりも自然な仕上がりになりやすく、境目も出にくいです。形を描き足しながらぼかせるパウダーとペンシルが1本になっているタイプも、時間をかけたくない方に向いています。

セルフで形を整えるときの注意点

メイクだけでなく、シェービングや毛抜きで形を整えたい場合は、いくつかの点に注意が必要です。

まず、必ずブラシやコームで毛流れを整えてから作業に入りましょう。毛並みが整っていない状態で処理を始めると、どの毛が余分でどの毛が必要なのかが判断しにくくなります。

次に、処理する前に仕上げたい眉の形をアイブロウペンシルで薄く描いてガイドラインを作ると、左右差が出にくくなります。特に初めてセルフケアに挑戦する方は、このひと手間が大きな差を生むので、ぜひ試してみてください。

剃り跡が青く透けて見えてしまう場合は、太い毛だけ毛抜きで処理し、その上からコンシーラーで色を補正する方法が効果的です。薄く重ねるようにのせることで、自然なカバーができます。

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整え方:平行眉・ストレート眉・アーチ眉どれを目指す?

上がり眉から形を変えたい場合、多くの方が目指すのは平行眉またはストレート眉、あるいはアーチ眉のいずれかです。どのデザインを選ぶかによって、整え方の優先箇所や気をつけるポイントが変わってきます。

平行眉を目指す場合

平行眉とは、眉頭から眉山までのラインが地面とほぼ平行で、眉尻のみごくわずかに角度がつく形のことです。ナチュラルで穏やかな印象になりやすく、上がり眉から移行する形として最も多く選ばれています。

整え方の基本は、眉山の上側に飛び出している毛を少量ずつ除去して、眉山の高さを抑えることです。同時に、眉頭の下に生えている余分な毛を整えて眉頭の位置を下げることで、全体のラインが水平に近づいていきます。

完全に水平にしようとせず、緩やかな傾斜を残すようにしましょう。眉頭を過度に上げると、眉と目の間の距離が広がりすぎて間の抜けた印象になることがあります。また、眉丘筋の形に逆らった眉のラインは、素眉のときに非常に不自然に見えてしまいます。

ストレート眉を目指す場合

ストレート眉は、眉頭から眉尻まで緩やかな直線に近い形で、眉山のカーブが最小限に抑えられているデザインです。クールでシャープな印象はありながら、上がり眉ほどの角度がないため、クールさを残しつつきつい印象を和らげたい方に向いています。

整え方の要は眉頭から眉山までの角度を緩めることです。眉山は角を活かしつつ眉山の上側にある毛を少量取り除いて眉全体の角度を緩やかにしていきます。

気をつけてほしいのは、直線を意識するあまり、眉全体を細く削りすぎてしまうことです。眉の太さが失われると直線的なラインが際立ちすぎて、印象があまり変わらない可能性があります。眉の厚みはできるだけ残しながら、角度だけをなだらかにしていくことを意識してみてください。

アーチ眉を目指す場合

アーチ眉は、眉全体が緩やかなカーブを描く形で、女性らしい柔らかく華やかな印象になります。上がり眉の方がアーチ眉を目指す場合、眉山を少し外寄りに設定し直すことが鍵になります。上がり眉の眉山は内寄り・高めに位置していることが多いため、眉山の位置を目尻方向にわずかにずらすイメージで整えると、自然なカーブが生まれてきます。

最もよくある失敗はアーチを高くしすぎることです。眉山の位置が高すぎるアーチ眉は、クラシックな印象や古めかしい雰囲気になりやすく、現在のトレンドからも外れてしまいます。カーブはあるかないかわからないくらい緩やかを目安にして、眉山をあまり高くせず、眉全体がふんわりとしたS字ではなくゆるやかな弧を描くように意識してみてください。

また、アーチ眉はほどよい太さとのバランスが大切です。細くしすぎると古い時代の眉に近くなってしまうため、眉の下ラインを少しだけ残す意識を持って整えましょう。

3つのデザインに共通する大切なこと

どのデザインを目指すにしても、上がり眉から別の形へ移行するときに最もやってはいけないのが一度で完成させようとすることです。1回のケアで大きく形を変えようとすると、取り返しのつかない削りすぎが起きやすくなります。眉毛は1本の違いで印象が変わるほどデリケートなパーツです。少しずつ処理しながら都度全体のバランスを確認し、左右を交互に少しずつ揃えていくアプローチが、最終的に最も自然な仕上がりにつながります。

プロに相談するという選択肢

眉毛サロンで整えてもらう

セルフケアに限界を感じたら、眉毛サロンへ行くことを検討してみましょう。眉毛サロンでは、ワックス脱毛やカット、毛流れの調整などを行ってくれます。骨格や顔のパーツのバランスを見ながら、自分に合った形を提案してもらえるのが大きなメリットです。

費用は1回あたり3,000〜6,000円程度が目安で、仕上がりの持続期間はおよそ2〜4週間です。眉毛は絶えず生え変わりを繰り返すため、理想の形をキープするには定期的なメンテナンスが必要になります。

初めてサロンへ行くときは、なりたいイメージの参考写真を持参すると、カウンセリングがスムーズに進みます。

眉アートメイクという選択肢

より長期的に理想の眉をキープしたい場合は、眉アートメイクを検討される方もいます。眉アートメイクは、専用の針を用いて皮膚の浅い層へ色素を注入する施術で、医療行為に分類されます。そのため、医師または医師の指導・監督のもとで資格を持つ看護師のみが施術できる、医療機関での処置です。

個人差がありますが、1〜3年程度は形と色が持続するため、毎朝の眉メイクにかかる時間を大幅に短縮できます。施術直後は赤みや腫れが出ることがあり、数日間はかさぶたになります。また、肌質によっては色素がうまく定着しない場合もあり、通常は1〜2回の施術で色を整えていきます。

経験を積んだプロのアーティストが、眉毛の黄金比を基に表情や骨格に合わせてデザインを提案してもらえます。こちらもなりたいデザインを持参すると、担当者とイメージの共有がしやすいです。

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まとめ

上がり眉は、きついや怖いと感じさせやすい一面がある一方で、凛々しさや意志の強さを演出できる眉でもあります。大切なのは、今の眉の形を正確に知り、自分の顔型や目の形、なりたい印象に合わせてアプローチを選ぶことです。

メイクで角度をゆるめる方法から、眉毛サロンでのスタイリング、医療機関での眉アートメイクまで、選択肢はさまざまあります。まずは鏡の前で自分の眉を観察することから始めてみてください。そして、自分らしい印象に近づきたいという前向きな気持ちで、ぴったりな方法を探してみてください。

もし自分では判断が難しいと感じたら、眉毛サロンや美容クリニックのカウンセリングを活用することをおすすめします。プロの目で骨格や筋肉の動きを確認してもらうことで、セルフケアでは気づけなかった最適解が見つかることがあります。

監修医コメント

眉の形は骨格や筋肉の構造と深く関わっており、整え方を少し変えるだけで顔全体の印象が驚くほど変わります。まずはメイクでの補正から試してみてください。それでも「なかなか思い通りにならない」と感じたときは、一人で悩まずに専門家へご相談ください。

 

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