眉毛を抜くとまぶたがたるむ可能性がある
眉毛を毛抜きで抜くと、目元の薄い皮膚が一緒に引っ張られるため、まぶたがたるむ原因になる可能性があります。眉毛を抜く行為そのものが決定的な原因とは断言できないものの、頻繁に強く皮膚を引っ張るのは避けるようにしましょう。
まぶたのたるみ
毛抜きを使うたびに目周りの皮膚が伸ばされることで、特に薄くデリケートなまぶたはたるみやすくなります。進行すると目が小さく見えたり、視界が狭く感じられたりすることがあります。
皮膚の弾力低下
繰り返し伸展刺激を受けると、皮膚本来のハリや弾力が損なわれやすくなります。
眼瞼下垂のリスク
まぶたを何度も強くつまんで離す行為を続けると、目を開けにくくなる「眼瞼下垂」を招く可能性があります。
肌へのダメージを抑える眉毛処理のポイント
眉毛を抜く際の肌への負担をできるだけ減らすために、いくつかのポイントに注意することが大切です。
事前に肌を清潔にする
眉毛を抜く前は、洗顔でメイクや皮脂、汚れをしっかり落とし、清潔な状態で行いましょう。汚れたままの肌で処理をすると、毛穴に雑菌が入り、肌トラブルの原因になります。
温めて毛穴を開かせる
お風呂上がりや蒸しタオルで、眉周りの皮膚をじんわり温めると毛が抜けやすくなり、刺激を和らげることができます。熱すぎるタオルは逆にダメージとなるため、心地よい温度で行いましょう。
皮膚を優しく押さえる
毛を抜く際は、周囲の皮膚を軽く指で押さえることで、余計な引っ張りを防ぎ、たるみのリスクを軽減できます。ただし、強く押さえすぎないよう注意が必要です。
毛の流れに沿って抜く
毛流れに逆らうと皮膚に強い負担がかかり、痛みや炎症の原因になります。毛の生える方向に合わせて、ゆっくりと丁寧に抜きましょう。
質の良い毛抜きを使う
毛をしっかりとつかめる、先端の整った毛抜きを選ぶことで、無理な力を使わずに処理でき、肌への刺激を減らせます。
抜きすぎを防ぐ
慣れてくるとつい抜きすぎてしまいがちですが、不要な毛だけを見極めて処理することが大切です。眉ラインに近い毛は、抜かずに眉ハサミで整える方が肌に優しいです。
抜いた後の保湿ケアを忘れずに
処理後の肌は乾燥しやすくなっています。化粧水・乳液・アイクリームなどでしっかり保湿し、必要に応じて冷やして肌を落ち着かせましょう。これにより、乾燥や肌荒れ、毛穴の開きも防げます。
眉毛を抜くことのメリット・デメリット
眉毛を抜くことには持続性や仕上がりの綺麗さといったメリットがある一方で、肌への負担や将来的な眉毛の生え方に影響を与える可能性など、いくつかのデメリットが存在します。これらの点を理解した上で、ご自身の肌の状態や希望する仕上がりに合わせて、適切な眉毛の処理方法を選択することが大切です。
眉毛を抜くことのメリット
- 処理後の持続性が高い
- お手入れの頻度を減らすことができる
- カミソリやシェーバーで処理するよりも見た目が綺麗に仕上がりやすい
- 自分の好みの眉の形に細かく調整ができる
- 眉毛の形に影響しない無駄毛の処理に適している
眉毛を毛抜きで処理する方法には、いくつかのメリットがあります。まず、毛根から毛を取り除くため、剃ったり切ったりする方法に比べて次に毛が生えてくるまでの期間が長く、処理後のきれいな状態が長続きします。その結果、頻繁なお手入れの必要がなくなり、ケアの回数を減らすことができます。
また、毛を根元から抜くことで剃り跡のような黒いポツポツが残りにくく、見た目もすっきりと仕上がります。さらに、自分の理想とする眉の形に細かく調整しやすい点も大きな利点です。特に、眉のラインからはみ出した細かい毛を一本ずつ丁寧に処理するのに適しており、思い通りの形に整えることが可能です。
加えて、まぶたや眉間など、眉全体のデザインには影響しない部位に生えた無駄毛の処理にも向いています。こうした部分の毛は毛抜きで処理することで、全体のバランスを崩すことなく清潔感のある印象を保つことができます。
眉毛を抜くことのデメリット
- 痛みを感じやすい
- まぶたがたるむ可能性がある
- 眉毛が抜いた後に生えてこなくなるリスクがある
- 毛抜きで毛を抜くと埋没毛を招く可能性がある
- 肌荒れが生じる恐れがある
- 毛嚢炎を引き起こす可能性もある
- 眉毛の形が変わって不自然な印象になる可能性がある
- 肌への負担となる
- 毛穴の中の皮膚をちぎって傷つけてしまうことがある
眉毛を毛抜きで処理する際には、いくつかの注意すべきデメリットがあります。まず、毛を抜くときには痛みを感じやすく、特に毛根が太い場合や、皮膚の下にある痛覚神経が刺激されることで強い痛みが伴うことがあります。
さらに、眉毛を抜くことでまぶたがたるむ可能性も指摘されています。抜く際に目元の皮膚が一緒に引っ張られることで、皮膚が薄く伸びやすいまぶたは特に影響を受けやすく、頻繁に強く引っ張る習慣がたるみの原因となることがあります。
また、繰り返し毛を抜くことで毛根がダメージを受け、毛周期が乱れたり毛が再生しなくなったりするリスクもあります。とくに眉の上部や眉山、眉尻のように生えにくい部位では、一度抜いてしまうと二度と生えてこない可能性も否定できません。
毛抜きによる処理では、埋没毛のリスクもあります。毛穴が傷つくことで、修復反応として皮膚が再生され、その結果、下から生えてきた毛が皮膚表面に出られず埋まってしまうことがあります。また、処理によって皮膚に小さな傷がつくと、そこから細菌が侵入し、毛嚢炎(もうのうえん)といった炎症を引き起こす恐れもあります。
加えて、無意識に1本抜いたことがきっかけで、眉毛全体の形が崩れて不自然な印象になるケースも少なくありません。バランスの取れた形を保つには、処理する箇所を慎重に見極める必要があります。
毛を抜く際には、周囲の皮膚も一緒に引っ張られるため、特に薄くデリケートな目元の皮膚には大きな負担がかかります。繰り返すことで肌荒れや乾燥などのトラブルを引き起こす可能性があります。さらに、毛を抜いた際に毛穴の中の皮膚が傷つき、毛の根元にある毛乳頭までダメージを受けると、毛が再び生えなくなることもあります。
抜く以外の眉毛の処理方法
眉毛の自己処理においては、毛抜きによる肌への負担や将来的な眉毛の生え方への影響を避けるため、いくつかの代替手段が推奨されています。
たとえば、眉毛の長さが気になる場合は毛抜きで抜くのではなく、眉用ハサミでカットする方法が勧められています。長い毛をまとめて抜いてしまうと、眉全体がまばらに見えることがあるため、コームで毛流れを整え、必要な部分だけ長さを調整するのが一般的です。
また、毛根への負担を軽減したい場合には、電気シェーバーや眉用カミソリを使って剃る方法も効果的です。これらの方法では毛根が残るため再び毛は生えてきますが、気分や流行に応じて柔軟に眉の形を変えることができます。特に、眉のラインからはみ出た細かい不要な毛の処理には適しています。ただし、カミソリは角質まで削ってしまうことがあるため、頻繁な使用は避け、週に1回程度を目安にするのが望ましいとされています。
さらに、眉専用の電動シェーバーでの処理もおすすめです。このタイプのシェーバーは刃が直接肌に触れにくく、肌への刺激を抑えながら安全に眉毛を整えることができます。
セルフケアをする際には、メイクをした状態で、はみ出た毛だけを処理する方法も有効です。クセが強く整わない毛がある場合でも、抜くのではなく、毛先を1〜2mm程度カットする方法が肌に優しく、仕上がりも自然です。
より専門的で安心なケアを求める場合には、眉毛サロンや美容クリニックでの施術を検討するのも良いでしょう。プロの技術者は、骨格や顔立ちに合った眉のデザインを提案し、肌にできるだけ負担をかけない方法で丁寧に処理してくれます。ワックス脱毛などの方法もありますが、肌の状態や希望に応じて事前に相談するのが安心です。
そして、長期間にわたって眉の形を維持したい場合には、アートメイクという選択肢もあります。アートメイクは、皮膚の浅い層に専用の色素を入れて眉の形を描く技術で、洗顔をしても眉が消えず、美しい状態を長く保つことができます。ただし、この施術は医療行為に該当するため、適切な資格を持つ医療機関で行う必要があります。
このように、眉毛の自己処理にはさまざまな選択肢があり、それぞれにメリットがあります。肌への負担を抑えながら理想の眉に近づけるためにも、ご自身の眉の状態や仕上がりのイメージに合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
もしまぶたがたるんでしまったら?
ご自身の状態や希望に合わせて、適切なケア方法を取り入れてみてください。もし、セルフケアで改善が見られない場合や、症状が進行している場合は、専門医に相談することをおすすめします。
日常生活でのケア
- 紫外線対策を徹底する
- 目元への刺激を避ける目を休ませる
- 十分な睡眠とバランスの取れた食事
- ストレス対策
- 正しい姿勢を保つ
紫外線から肌を守るためには、目の周りにも忘れずに日焼け止めを塗ることが大切です。加えて、サングラスや帽子、日傘などを活用して直接的な紫外線の影響を防ぎましょう。肌への負担を軽減したい場合は、紫外線散乱剤を使ったノンケミカルタイプの日焼け止めや、保湿成分を含んだUVカットコスメを選ぶのがおすすめです。
目元の皮膚は非常にデリケートなため、クレンジングや洗顔、スキンケア、アイメイクの際は力を入れず、やさしく触れるようにしましょう。顔を拭くときもタオルでゴシゴシこするのではなく、軽く押さえる程度にとどめるのが理想的です。目にかゆみがあるときは、無意識にこすってしまわないよう、目薬などで早めに対処しましょう。コンタクトレンズを使っている場合は、上まぶたを無理に引き上げる動作を避け、できるだけメガネに切り替えるなどして使用頻度を減らすこと、また装用する際はソフトタイプを選ぶとより負担を軽減できます。
また、目の疲れを予防するためには、パソコンやスマートフォンの使用時間を必要以上に延ばさないよう心がけましょう。長時間の使用が避けられない場合でも、一定の間隔で画面から目を離し、休憩を取ることが重要です。画面を見るときは目線が上がらないように位置を調整し、目線がやや下向きになるように工夫すると、目の周囲への負担を抑えられます。
肌の健康を保つには、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事も欠かせません。また、過度なストレスはホルモンバランスを乱し、肌のターンオーバーを低下させる原因になることがあります。意識的にリラックスできる時間を確保し、趣味や休息を取り入れてストレスを和らげるよう心がけましょう。
さらに、日常生活の中で正しい姿勢を意識することも重要です。スマートフォンやパソコンを長時間見ていると、無意識に背中が丸まり、首が前に出た姿勢になりがちです。このような状態が続くと、目の周りだけでなく顔全体のたるみにもつながります。胸を開き、背筋を伸ばした美しい姿勢を日常的に保つよう意識しましょう。
スキンケア
- 保湿をしっかり行う
- 肌悩みに合わせた成分を配合したアイクリームを選ぶ
- 低刺激性のアイクリームを選ぶ
- アイクリームは優しく塗る
まぶたの皮膚はとても繊細で乾燥しやすいため、日常的な保湿ケアが欠かせません。特に保湿成分を含んだアイクリームを使用して、丁寧に潤いを与えることで、肌のハリや弾力を保つことができます。
アイクリームを選ぶ際には、自分の肌悩みに合った成分が配合されているものを選ぶのがポイントです。たとえば、シワやくすみが気になる場合は、それらに対応した整肌成分を含む製品が効果的です。ナイアシンアミド、純粋レチノールなど、シワ改善が期待できる有効成分が配合されたアイクリームもおすすめです。
目元は刺激に弱い部分なので、使用するアイクリームは低刺激性のものを選ぶと安心です。塗るときも、できるだけ負担をかけないように心がけましょう。力が入りにくい薬指の腹を使い、アイクリームを指先の体温でゆっくりなじませるように塗布します。こすったり引っ張ったりすると、かえってシワやたるみの原因になるため、優しく丁寧に塗ることが大切です。
マッサージとエクササイズ
- 目の周りを温める
- 目の周りのマッサージ
- 眼輪筋を鍛えるエクササイズ
- まぶたの脂肪を落とすマッサージ
- 眉毛の上げ下げ
- 目元から耳の筋肉をほぐす
目元のケアには、血行を促進し筋肉をほぐす方法が効果的です。たとえば、ホットタオルや市販のホットアイマスクを使って目の周りを温めることで、血流が良くなり、肌の代謝が高まり、目の疲れも和らぎます。
アイクリームを塗る際には、軽くマッサージを加えることで血行が促され、目元にハリが生まれやすくなります。マッサージは、皮膚を引っ張らないように注意しながら、目尻から目の周囲を一周し、こめかみをやさしく押すといった方法が推奨されています。行う際には、マッサージクリームやアイクリームを適量使い、滑りをよくすることで、肌への摩擦を防ぎながら、心地よい程度の力加減でケアすることが大切です。また、額を持ち上げるようにマッサージしたり、目の下の骨に沿って目頭からこめかみに向けて引き上げる動作も効果的とされています。ただし、過度なマッサージはかえって皮膚に負担をかけてしまうこともあるため、やりすぎには注意が必要です。
目元の筋肉を鍛えるエクササイズも有効です。例えば、目を大きく開けて5秒キープし、その後ゆっくり薄目にして再び5秒保つ動作を繰り返すことで、眼輪筋が鍛えられます。両目をしっかり閉じて力を入れた状態を5秒保ち、次にぱっちりと目を開いて同じように5秒キープするという運動も効果的です。このとき、おでこや眉の筋肉を使わず、目の周囲の筋肉だけを意識して動かすことがポイントです。また、眼球をゆっくり回す「眼球回し」も眼輪筋のトレーニングとして知られています。
まぶたのたるみに関しては、脂肪にアプローチするマッサージも注目されています。上まぶたからこめかみに向かってやさしくマッサージし、下まぶたも同様に行った後、こめかみを丁寧にほぐすことで、脂肪やむくみに働きかけるとされています。特に、眉間から斜め下方向へ流すようなマッサージは、まぶたの脂肪対策として効果的です。
さらに、軽い筋肉運動として、眉毛を上下に動かすトレーニングも推奨されています。ただし、おでこにしわが寄らないよう注意しながら行うことが大切です。加えて、耳を引っ張りながらまばたきを繰り返す動作も、目元から耳にかけての筋肉をほぐし、むくみの改善や表情筋の活性化につながるとされています。
メイクでのカバー
- 眉尻に向かって上がり調子にぼかす
- アイラインは黒目から目尻まで水平を意識して描く
- 目尻の三角ゾーンの下にハイライトカラーを入れる
- オレンジ系のリキッドコンシーラーとハイライトを使う
アイシャドウを塗る際は、これまでのように目の丸みに沿って半円を描くように塗るのではなく、眉尻に向かって斜め上にぼかしていくことで、目元全体を自然に引き上げたような印象に仕上げることができます。
アイラインは、黒目の中央から目尻にかけて水平を意識して描くと、目の印象が引き締まり、視線が上向いて見える効果が期待できます。わざわざ跳ね上げる必要はなく、ナチュラルなラインで十分です。また、アイラインを引かずに、濃いめのアイシャドウ(締め色)を目の際にぼかすだけでも似たような効果を得ることができます。
さらに、目尻の三角ゾーンのすぐ下に明るめのハイライトカラーを入れると、レフ板効果によって目尻が引き上がったように見せることができ、立体感のある目元を演出できます。
目の下のたるみが気になる部分には、オレンジ系のリキッドコンシーラーをなじませて色味を補正し、黒目の下には肌なじみの良いリキッドタイプのハイライトをトントンと軽くなじませることで、明るくふっくらとした印象の目元を演出するメイクテクニックも有効です。
美容医療
すでにまぶたのたるみが気になり、日常生活にも影響が出ているような場合には、美容医療による治療を検討することもひとつの選択肢です。
たとえば「眉下切開(眉下リフト)」は、眉の下のラインに沿って皮膚を切開し、余分な皮膚を取り除くことで、まぶたのたるみを改善する施術です。まぶたの皮膚が厚めの方や、二重のラインを変える必要がない方に向いています。
一方で、「上眼瞼たるみ取り」は二重のラインに沿って切開し、たるんだ皮膚やシワを取り除く方法です。この施術はまぶたの皮膚が薄い方や、よりはっきりとした二重ラインを希望する方におすすめです。
もし、たるみが進行して視界を妨げるほどになっている場合は、「眼瞼下垂手術」の検討も必要になることがあります。まぶたを持ち上げる筋肉の機能を回復させる手術で、視野の改善に効果があります。また、切開を伴わない「切らない眼瞼下垂手術」という方法もあり、症状や希望に応じて選ぶことが可能です。
まとめ
眉毛を抜く行為は、まぶたのたるみを引き起こす可能性があります。毛を抜く際にまぶたの皮膚が引っ張られ、皮膚の弾力低下や眼瞼下垂の原因となることがあります。また、埋没毛や肌荒れ、毛嚢炎のリスクも伴います。
眉毛を抜き続けると、毛が生えてこなくなる可能性もあり、眉の形を修正したくてもできなくなることがあります。そのため、電気シェーバーや眉ハサミなど、肌への負担が少ない方法でのお手入れが推奨されます。
どうしても毛抜きを使う場合は、皮膚を清潔にし、温めて毛穴を開かせ、毛流れに沿って抜き、皮膚を抑えながら行い、処理後の保湿を徹底することが重要です。