【医師監修】アートメイクはシニア世代もできる?メリット・デメリットと注意点を解説

アートメイクには年齢制限はありません。

シニア世代の方もアートメイクの施術を受けることができます。

この記事では、シニア世代の方がアートメイクの施絵術を受けるメリットやデメリット、注意点について詳しく解説します。

シニア世代がアートメイクを受けるメリット

メイクの簡易化・時間短縮

年齢を重ねて、視力の衰えや手先が動きにくくなったと感じていませんか。

メイクが思うような仕上がりにならなかったり、時間がかかってしまう場合はアートメイクが助けになるかもしれません。

そして加齢とともに顔は変化するため、似合うメイクも変わっていきます。10年前からメイクを変えていないという方には、アートメイクが「似合うメイク」を見直すきっかけになるかもしれません。

自信になる

シニア世代になると眉毛が薄くなったり唇の色味が変化することがあります。

アートメイクの施術を受けると美しい状態を保つことができるので、自信に繋がり若々しい前向きな気持ちになれるかもしれません。

シニア世代がアートメイクを受けるデメリット

アフターケアが必要

アートメイクの施術の後には必ずアフターケアが必要です。

色素を定着させるためには、施術後からしばらくは濡らさないようにして、軟膏で保湿することが欠かせません。他にも代謝を上げるような運動や入浴を避け、日焼けしないように気をつける必要があります。

生活習慣上、このようなアフターケアを行うことが難しい場合は、アートメイクをおすすめできません。

アートメイクが不向きな場合がある

世代に関わらず、持病や治療中の病気、皮膚トラブルなどがある場合はアートメイクの施術を受けられない可能性があります。自ら判断せず、クリニックに事前に必ず相談するようにしましょう。

シニア世代がアートメイクを受ける際に注意したい点

眼瞼下垂の治療を予定している場合

まぶたが垂れ下がってきて見えにくい状態のこと眼瞼下垂といいます。加齢によってまぶたを支える腱膜が伸びたり剥がれたりすることも原因の一つです。

クリニックによって判断はさまざまですが、眼瞼下垂の治療を行ってからアートメイクの施術を受ける方が良い場合もあります。

眼瞼下垂に限らず、施術部位付近の治療を行う場合は、事前にカウンセリングで相談するようにしましょう。

表情筋が発達している場合

「アートメイクで眉の左右差をなくしたい」

「釣り上がった眉を並行眉にしたい」

このような方は表情筋の動きにクセがあるかもしれません。表情筋が眉のデザインに影響している場合は、アートメイクだけで無理に揃えてしまうと違和感がでてしまいます。

しかし、ボツリヌス注射で表情筋のクセを抑えてからアートメイクを受けることで理想に近づけることも可能です。

表情筋のクセは意外と自分自身では気づかないものです。このような選択肢があることも理解しておきましょう。

シニア世代のクリニック選びのポイント

医療機関で受ける

アートメイクは医療行為であり、医師が常駐しているクリニックでしか施術を受けることができません。針を使用し皮膚の浅い層を傷つけ色素を注入する大変デリケートな施術だからです。

特にシニア世代は発症リスクが高いため、医師による健康状態の確認は欠かせません。必ず医療機関で受けるようにしましょう。

症例が多いクリニック

アートメイクは近年20代〜30代の若い世代に人気があります。そのため並行に近いような眉デザインやグラデーションがかったリップアートメイクなどがトレンドです。しかし世代によってはアーチ型の眉やしっかり色をのせたリップアートメイクが似合う場合もあります。

アートメイクのデザインには施術者の技術力や好みが反映されます。トレンドだけではなく、さまざまな世代の症例があるクリニックであれば安心して任せることができるでしょう。

まとめ

シニア世代の方もアートメイクの施術を受けることができます。

メイクが簡単になり時間短縮できることや、自信につながることがアートメイクのメリットです。

健康状態によっては施術ができないことがあるので、不安がある場合は事前にクリニックに相談するようにしましょう。様々な世代の症例写真があるクリニックを選ぶとさらに安心ですよ。