眉のアートメイクで失敗しないためには?失敗例と注意するポイントを解説!

眉のアートメイクは、専用のニードル針を使用して、直接眉の皮膚に色素を入れていく施術です。

「眉のアートメイクに興味があるけど、失敗したらどうしよう」

「眉のアートメイクで失敗しないためにどのようにすればいいのか」

そのようなアートメイクに関する悩みや疑問をお持ちではありませんか?

当記事では、眉のアートメイクで失敗する理由と失敗しないためのポイントについて解説します。

さらに、アートメイクのダウンタイム中の注意点についても解説していきますので、眉のアートメイクをご検討中の方は参考にしてみてください。

眉のアートメイクで失敗する理由とは?

眉のアートメイクで失敗する理由について紹介していきます。

眉のアートメイクで失敗したくない人は、ぜひ参考にしてみてください。

希望通りのデザインにならなかった

眉のアートメイクでは、希望通りのデザインと異なる仕上がりになってしまうことがよくあります。

この原因は、施術者と患者様での仕上がりイメージの共有などのカウンセリングが不十分であったことがあると考えられます。

クリニックの施術者は、患者さんの納得がいくまで眉のデザイン・仕上がりのイメージについてコミュニケーションする必要があります。

理想のデザインを事細かに伝えるためには、カウンセリングで施術者にイメージを明確に伝えることが重要です。

そのために、参考となる画像などを準備しておきましょう。

時間がたち変色してしまった

眉のアートメイクの施術後に色が変色することがあります。アートメイクに使用する色素は多くの色を混ぜています。

中には皮膚から抜けやすい色もあるため、抜けにくい色だけ残り、徐々に見た目の色が変わってしまうのです。

このような場合は、抜け落ちた色素を新しく追加していき、色味や濃さの調整が必要になる場合があります。

濃く残そうと深い層に入れてしまうと薄くならずに滲んでしまうため、定期的なメンテナンスを続けることで美しい状態を保てるのがアートメイクの特徴です。

施術後の変色リスクやケアの方法などについて事前にしっかりと確認し、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

眉が左右非対称になった

眉のアートメイクにおいて眉の仕上がりが左右対称になっていないという失敗を感じることがあります。

顔のパーツ、骨格、表情筋の使い方など、どのような人でも左右非対称であることが多いです。施術者は極力左右差がなくなるように眉をデザインします。

ただ、どうしても差が生じる場合、事前に施術を受ける患者さんに説明して納得してもらい施術するのが一般的です。

この時の説明が不十分なときや、納得していない状態での無理な施術、施術者の技術不足などによって失敗したと感じる患者さんが多いと考えられます。

この失敗を防ぐためにも、丁寧なカウンセリング・デザインしてくれるクリニックを選びましょう。

すぐに色が抜けてしまった

眉のアートメイクは一回行うと2〜3年の期間は維持できます。

しかし、施術が終わってから数日から数週間しか経っていないにもかかわらず、色が抜けてしまうことがあります。

アートメイクはさまざまな色素を混ぜて使用しています。色によっては皮膚から抜けやすくなるケースも少なくありません。

さらに、人間の体には異物を排除しようとする機能があるため、特に1回目は色が抜けやすい傾向があります。とくにオイリーな肌質の方や代謝の良い人が色素が排除されやすいです。

眉のアートメイクを初めてする方は、色がすぐに抜ける可能性について理解し、施術を受けるようにしましょう。

また、アフターケアが不十分の場合も色が抜けやすいです。このような失敗を防ぐためには、施術者の技術力やアフターケア・施術についての説明なども含めて、信頼できるクリニックで施術を受けるようにしましょう。

痛みや腫れが続く

眉のアートメイクの施術後、痛みや腫れが長時間続く場合があります。

これは、針を深く刺しすぎること・施術箇所に雑菌が入ることによって起こります。痛みを早く引かせるためには、術後に施術箇所に触らずに刺激物の摂取は避けるようにしましょう。

また、腫れを早く引かせるためには、頭を高くして休むことです。

通常は1週間程度で腫れや痛みが引くため、それ以上症状が続く場合はすぐにクリニックを受診しましょう。

傷跡が残ってしまった

眉のアートメイクは、皮膚に針を刺して色素を入れていくため、針を深く刺しすぎてしまうと傷跡が残ることがあります。

人によっては肌が凹んだように見えることや、ケロイドになることで目立ちます。

傷跡を残さず施術を受けるためには、技術力の高いクリニックへ行くことが重要です。

ただし、ケロイド体質の人はアートメイクできない可能性があるため、事前の診察で医師へ伝えるようにしましょう。

眉のアートメイクのダウンタイム中の注意点

アートメイクを失敗しないためには、アートメイクの色素を定着させたり、肌トラブルを防いだりするために、ダウンタイム中の行動が非常に大切です。

アートメイクをしたことを後悔しないためにもダウンタイム中の注意点について解説します。

軟膏で保湿する

多くのクリニックでは、アフターケアで施術箇所に使用する軟膏を渡しています。

アートメイク施術後は、施術箇所が乾燥して細菌が侵入しやすくなります。

細菌の侵入を防ぐために軟膏で施術箇所を保護することが重要です。

最低でも1週間は、軟膏を塗って施術箇所を乾燥させないようにしましょう。

また、使用する軟膏はクリニックで処方されたものを使いましょう。

処方された軟膏は、シンプルな成分で他の肌トラブルが起きにくいものになっています。

市販のものだと、施術でダメージを受けた肌に使用してもトラブルが起きないとは限らないため避けるようにしましょう。

メイク・洗顔・クレンジングはNG

アートメイクの施術後は、肌が非常にデリケートな状態です。そのため、他の肌トラブルを起こさないためにも施術箇所のメイク・クレンジングは、施術後1週間は避けるようにしましょう。

また、洗顔も施術箇所は禁止です。翌日から少なくとも3日後までは洗顔料を使用せず、施術部位を濡らさないようにしましょう。このときに、軟膏を塗り施術部位が濡れないように保護するとよいでしょう。水で濡らしてしまうと、色素が定着していないので色落ちするリスクがあります。

日焼けをしない

施術後2週間は日焼けをしないようにしましょう。紫外線を浴びて日焼けすることで、肌のターンオーバーが早まってしまい、色あせや変色の原因になります。

そのため、施術後は日傘や日焼け止めを塗るなどの日焼け対策をしっかりすることが大切です。

ただし、施術後1週間は肌の刺激になるため、日焼け止めの使用は厳禁です。その期間は、日傘や、サングラスなどで紫外線から肌を守りましょう。

代謝を上げる行為をしない

アートメイクの施術直後に体の代謝を上げてしまうと、傷口から色素が排出されやすくなることや、ひりつき・赤みがひどくなることがあります。

そのため施術後1週間は、下記のような代謝を上げる行為を避けましょう。

  • ・ランニングやスポーツなどの汗をかく激しい運動
  • ・入浴(シャワーは可、なお施術部は濡らすのNG)
  • ・サウナ、岩盤浴
  • ・プール、大衆浴場
  • ・飲酒

ここで重要なのは、汗をかいて傷口から色素を出すきっかけを作らないようにすることと、傷口に細菌が入らないようにすることです。

施術前後での美容施術は厳禁

アートメイクの施術前後は、肌のピーリング、整形、ボトックス注射などの美容施術は控えましょう。

ピーリングすると肌に負担がかかります。その直後にアートメイクをすると肌トラブルを引き起こす場合やうまく色素が定着しない場合があります。

エステサロンや美容クリニックでの施術のみならず、自宅でのピーリング効果のあるスキンケアの使用もNGです。

また、整形やボトックス注射などの美容整形すると、腫れなどのダウンタイムで通常の顔と異なる期間があります。

この期間に眉のアートメイクをすると、その人に合うアートメイクの仕上がりにならない可能性があります。

そのため、ダウンタイムが終わり、傷が完治してから施術を受けるようにしましょう。

眉のアートメイクで失敗しないためのポイント

これまで眉のアートメイクの失敗例と注意点を挙げてきました。

実際に失敗しないための4つのポイントについて解説していきます。

施術回数は必ず守る

眉のアートメイクは、通常2回以上の施術を必要としています。

クリニックによっては、3回以上と設定しているところもあるかもしれません。

このような施術回数は必ず守るようにしましょう。施術回数を守らないと、色あせや変色などが起きることや中途半端な仕上がりになることがあり、理想とする仕上がりになりません。

自己判断で施術回数を減らすことはせずに、必ず決まった回数の施術を受けることが大切です。

欠かさずアフターケアをする

眉のアートメイクは、100%完璧な仕上がりが難しい繊細な施術のため、施術後のアフターケアを欠かしてはいけません。

眉のアートメイクを受けた場合のダウンタイムは、だいたい1週間です。

アートメイクの施術後は肌が傷ついている状態になるため、アフターケアしないと、痛み・腫れなどが悪化し、炎症などの肌トラブルを引き起こすことがあります。

実績のあるクリニックで施術を受ける

クリニックを選ぶ際は眉のアートメイクの実績が豊富なスタッフが在籍しているクリニックを選ぶようにしましょう。エステなどでアートメイクを受けると、医療の資格を持っていない人物が施術を行うことがあります。

そのため、デザインが希望通りにいかないことや術後の腫れや痛みなどのアクシデントが起こりやすくなります。

しかし、アートメイクの実績が豊富な医師が在籍しているクリニックなら、色合いや形が希望通りにならないというリスクはある程度避けることが可能です。

さらに、症例件数や症例写真も併せて確認し、実績豊富なクリニックを選びましょう。

カウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶ

眉のアートメイクは、一度施術を受けると簡単に除去や修正ができません。

そのため、カウンセリングを丁寧に行ってくれることも、クリニックを選ぶ際に重要です。

希望通りにいかない失敗の多くは、カウンセリングの時にスタッフさんとの意思疎通がうまくいっておらず、希望のデザインの共有が不十分であることが主な原因です。

丁寧なカウンセリングをしてくれるクリニックであれば、このようなリスクは抑えられ、後悔しない施術が期待できるでしょう。

まとめ

眉のアートメイクの失敗には理由があることが理解できたと思います。

適切な対策や過ごし方をとることでリスクを抑えられます。

眉のアートメイクで失敗しないためには、技術力の高いクリニック選びが非常に大切です。

事前のリサーチやカウンセリングを徹底し、信用できる施術者やクリニックを選びましょう。