眉アートメイク2回目で太さや色味のデザイン変更は出来る?

アートメイクは、通常2〜3回ほど施術を繰り返して完成を目指していくため、2度目でデザインの変更を検討する方もいるでしょう。

このページでは2度目の太さや色味、形などのデザイン変更についてや、注意点を詳しく解説します。

眉アートメイク2回目のデザイン変更について

結論からお伝えすると、アートメイクのデザイン変更はある程度可能ですが、大幅な変更は難しいことがあります。

2回目の施術の主な目的は、初回の施術で定着したインクの色味や形の微調整を行うことです。 1回目の施術後、実際にアートメイクを見て、デザインや太さ、色味などを微調整したいと思うことはよくあることです。 2回目の施術では、希望に合わせてデザインを調整し、理想のデザインに近づけることができます。

しかし、以下のような大幅なデザイン変更は、2回目の施術では難しいです。

  • 太い眉を細くする
  • 濃い色を薄くする
  • パウダー眉から毛並み眉に変更する

これらの変更を希望する場合は、以下のいずれかの方法が必要になります。

  • レーザーやリムーバーでアートメイクを除去してから、再度施術を受ける
  • インクが自然に薄くなるのを待ってから、再度施術を受ける

レーザー除去は肌への負担が大きいため、クリニックによっては推奨していない場合もあります。 また、インクが薄くなるまで待つ場合は、数年かかる可能性があります。

眉アートメイク2回目の太さについて

アートメイクの2回目で眉を太くするかどうかは、1回目の施術後の状態やご自身の理想のデザインによって異なります。

1回目の施術で、眉が細すぎると感じた場合は、2回目の施術で太くすることも可能です。

しかし、太くした部分だけ薄くなるのではないかと心配な方もいるでしょう。確かに新しく施術した部分は2回施術した部分に比べて薄くなりやすいかもしれません。ただし1回目の色素の定着具合を見て色素を変えたりやタッチ回数を調整したりすることは可能です。眉アートメイクを2回目の施術で太くする場合は施術者としっかりコミュニケーションを取ることが重要です。また、定着には個人差があるため、必要に応じて3回目の施術を検討すると良いでしょう。

2回目の施術で眉を太くする際のポイント

  • 施術者とよく相談し、自分の顔の骨格や全体のバランスに合った太さを決める。
  • 施術前に下書きをよく確認し、納得してから施術を受ける。

眉アートメイク2回目の色味について

アートメイクの2回目の施術で色味の修正は可能です。時間の経過とともにアートメイクの色素が変色することがありますが、2回に分けて施術を行うことで色味を調整していきます。

実際、アートメイクに使用される色素は、自然な色を表現するために様々な色が組み合わされています。そのため、特定の色素が薄れることで、他の色素が目立つことがあります。例えば、黒色が青っぽく見えたり、ブラウン系が赤っぽく見えることがあります。これは、色素自体が変色するのではなく、肌に蓄積された色素や肌質の影響で、特定の色が目立つことが原因です。

また、補色を加えることで、望む色味に近づけることも可能です。昔のアートメイクでグレーに変色してしまった場合でも、赤みが強いブラウン系のインクを上から重ねることで色味の修正ができる可能性があります。ただし、昔アートメイクを入れた方は、皮膚が硬くなっていたり、出血がしやすくなっている場合があり、色素が定着しにくい場合があり、思ったような色味にならない可能性があります。

避けるべき眉アートメイクの色は?

一般的に避けなければいけない眉アートメイクの色はありません。ただし、アートメイクは長期間持続するため、数年後の色の変化も考えて色を選ぶ必要があります。施術者とよく相談して、自分の肌の色や髪の色、なりたいイメージに合った色を、施術者とよく相談して決めることが大切です。また定期的にメンテナンスを行うことで美しい状態を保つことができます。

眉アートメイクの1回目は控えめな仕上がりを目指す理由

眉アートメイクは1回目で太くしすぎたり、濃くしすぎないことが大切です。その理由を3つ解説します。

  1. インクの定着率
    人間の体は、体内に侵入しようとする異物を排除する自然な機能が備わっています。アートメイクで色素を注入する際も、この機能が働き、初めての施術では色素が異物と見なされ、排除されてしまうことがあります。 その結果、1回目の施術では、色素が完全に定着せず、色が薄くなってしまうことが多いです。 1回目で濃い色を入れてしまうと、思った以上に濃く色が残ってしまう可能性があり、修正が難しくなるため、1回目は薄めに仕上げておく方が良いでしょう。
  2. デザインの調整
    アートメイクは、一度入れると簡単に消すことができません。 1回目の施術は、2回目以降の施術でデザインを微調整するためのベースとなるものです。 1回目で細めに仕上げておくことで、2回目以降で色の濃さや形を調整しやすくなります。 例えば、1回目の施術で眉が細すぎると感じた場合は、2回目の施術で太くすることができます。 しかし、1回目の施術で眉を太くしすぎてしまった場合、2回目の施術で細くすることは難しく、レーザー除去などの方法が必要になります。
  3. 肌への負担
    アートメイクは、針を使って皮膚に色素を注入する施術です。 1回目の施術では、肌が色素に慣れていないため、炎症や腫れなどの肌トラブルが起こりやすくなります。 特に、皮膚が敏感な方や、過去にアートメイクを入れている場合は、注意が必要です。 1回目で細めに仕上げておくことで、肌への負担を軽減することができます。

眉アートメイクの失敗を防ぐためのポイント

このような理由から、アートメイクのデザインは、一度入れると簡単には変更できないため、施術を受ける前に、将来のことも考えて慎重に決めることが重要です。 

  • カウンセリングで自分の希望を明確に伝える
  • 施術前に下書きをよく確認する
  • 施術を受けるクリニックの症例写真や口コミをよく調べる
  • 経験豊富な施術者を選ぶ

これらのポイントを踏まえ、後悔のないアートメイクを実現してください

眉毛アートメイクのデザインを大幅に変更する方法

眉毛アートメイクのデザインを大幅に変更したい場合、アートメイクを自然に薄くなるのを待つ方法もありますが、完全に消えるまでに数年かかる場合もあります。どの方法が最適かは、現在の眉の状態や希望するデザイン、予算、肌の状態などを考慮して決める必要があります。信頼できるクリニックで経験豊富な施術者に相談し、自分に合った方法を選択しましょう。

アートメイク除去後、再施術

アートメイクを大幅に変更したい場合は、一度アートメイクを除去してから再施術する方法が最も確実です。 レーザーや特殊なリムーバーを使って色素を除去した後、新しいデザインや色を再施術します。

除去には費用と期間がかかり、肌にダメージを与える可能性があるため、慎重に検討する必要があります。

他院修正

アートメイク除去ではなく、現在のアートメイクの上から新しいデザインを施術する方法です。しかし、他院修正は新規料金がかかることが多く、新しいクリニックの施術者と信頼関係を築く必要があるため、時間と費用がかかる可能性があります。

まとめ

眉アートメイクの2回目の施術ではある程度の変更は可能ですが、大幅な変更は難しい可能性があります。1回目から施術者とよくコミュニケーションとり、眉アートメイクの太さや形、色味を慎重に決めることが大切です。